ピンチ!ピンチ!ピンチ!


つばめがうちの近所の地下道の天井にも巣を作り、ボケッと歩いていると、便器扱いされかねない今日この頃。

うちの庭木にもペチュニアの花が咲きました。

なんてことは、あるはずがなくてですね、これをですね、

ピンチしました!うわあ〜!

ついでに椿の若芽も取って挿し木しました。
 次から次へと咲き続けていたペチュニアもちょっと花が小さくなってきたので、思い切って剪定しました。ここで若芽が出て分岐が進められるように切りつめれば、秋にまた花を咲かすみたいなんで。もう、横に広がって大分うっとおしい繁り方になっていたし。「成長点」の先っぽを切れば、脇芽が成長点になって枝分かれして、こんもり感が出るらしい。
 でも、でもですよ、花が咲いているというのに、1/2から1/3のところまで切りつめるというのは、度胸がいる。こういうのは、失敗含めて経験を積んでいくしかないんだろうな。良く園芸のカタログでこんもりとハンギングになっているのは、こうやって枝を切りつめて(「ピンチする」というらしい)、脇芽をふやしてこんもりさせるらしい。本当は、花が咲く前にこれを繰り返して、枝を沢山付けさせるらしい。初心者的には、これは結構心理的抵抗感あるなぁ〜。ま、春蒔きのペチュニアもそれなりに育ってきたし、朝顔も一杯芽が出て、ま、ちょっとベランダも賑やかになったし、6月中にやった方が良いみたいなんで思い切って、ばっさり。こういうのは経験を自分で繰り返さないと身に付かないんだろうな。
 まあ、そう思ってみると、こういう剪定が重要というのはどこでもそうだ。組織だって、偉いボスがのさばっていると、その下が育たない。会社でも何でも、その人がいなければ組織が潰れるというものでもない。ボスがいなくなると、下の人間が成長して、その穴を埋めるというのは良くある話だ。なんか、趣味とはいっても、ふと考えてしまう。現実に否応なしに向かい合わされるという意味では、園芸はタメになるなあ。