CEATECとつぶやき

 今年のCEATECは、仕事目線から見ると、3Dとエコが大きなテーマという感じだったんだけど、観客目線から見ると、ヤマハブースのセカイカメラとか、会場でのつぶやきの方が面白かった。展示見ているよりも、行列待ちの間のTwitterの方がワクワクしたな(仕事しろよ)。行列にやたら並んでいたような気が・・・。
 というのはですね、webサービスなんて儲からんよ!というのが分かってしまっているんだ。GoogleとかYahoo!になれれば別だけどね。所詮、広告モデルなら、企業の広告費が一定である以上、それは広告の市場規模を超えることはない。世界市場で50兆円くらい。世界の電気産業が大体100兆円、日本のギャンブル、医療・ヘルスケア市場がそれぞれ30兆円。日本でGoogleの市場シェアが低くて、Yahoo!JAPANのシェアが高いことを考えれば分かるように、この世界は地域性が高くて、ワールドワイドのプラットフォームは取りにくい。ネットサービスをいくら考えても、日本の電機大手企業の成長戦略には成りえないんだ。
 でも、こっちの方が全然面白いんだ。ということはこっちの方に絡んだハードやる方がビジネス的にもおいしいんだろうな。ということになると、やっぱり、モバイル端末はもっと盛り上がっても良さそうなテーマなんだけど、シャープのNetWalkerくらいだったかな。でも、ヨドバシ行けば商品触れるからなあ。
シャープの意欲作「NetWalker」、入手する価値はあるのか? - 日経トレンディネット
 でも、触ってみました。言いたいことは、上のリンクと同じ。全面的に同意。Ubuntsu(というのは、要はLinux)でSSDというのは良いんだけど、ドングルつけろと言われてもな・・・。起動は一瞬だし(アプリの起動遅いみたいだけど)、400gだし。これがW-ZERO4だったらどれだけ嬉しかったことか。アドエスつかえね〜、W-ZERO3に戻したい!と、毎日思っているからなあ。こればかりは使ってみないと、しっくり来るかどうか分からない。その意味じゃあ、iTouch位は買わなきゃいけないのかなあ・・・。
 でも、Windowsと互換性無いと、結局使えないよ。そのネット自体がPC〜Windows前提で大体作られているんだから。その意味では、むしろ、同じ400gでも工人舎の400gの方が使えそう。やっぱり、モバイルは両手親指打ちだよ。
 と、思うのは、テキストをばりばり打ちたいから。入力ということに徹するなら、NetWalkerよりポメラだし。iPhoneTwitterまでなら耐えられるかもしれないけど。でも、Twitterならモバツイで携帯の方が快適だし。
 要は、ブロガーのためのモバイル端末決定版はまだないなあ、ってこと。W-ZERO3の解像度を上げた奴みたいなのが理想なんだけどな。でも、これは個人差ありそうだな。そう考えると、そのうち、アンドロイドが進歩して、安くて、(Macに対するWindowsレベルの)使える端末が出てきたときが決定版なんだろうな。それがAppleの宿命だろうな。
Life is beautiful: DellのAndroidケータイが意味するもの