寄付の経済学

24時間TVの偽善に海外から疑問 - ライブドアニュース
TBS「ヌードで学校」寄付を拒否され宙に浮いた1,200万円の行方|日刊サイゾー

かつて91年の司会に起用された帰国子女の西田ひかるが、「まさか出演料が出るとは思わなかった」と、"日本式チャリティ"のやり方に唖然としたという話は今では語り草だ。

 フジロックのリサイクルですら、ゴミの輸送費の方がリサイクルで出来るものよりも高くついているらしい。しかも10万とかそんなものらしい。
 でも、『24時間テレビ』は論外だと思う。そもそも一昔前は、番組制作費の方が寄付額を上回っていたらしいし。そもそも、一日テレビ放送を休めば、どれだけCO2削減できるか。
 環境保護を訴えてヌードカレンダーを出したみたいな話が海外であったし、ヌードTシャツの販売が一概に悪い、という気はないんだけど、日本のTV局のあざとさと目的に照らした整合性考えると、断って正解かなと思う。
 難しい話だけれど、そんなに無邪気に善意を信じられない。輸送費負担しても、善意の成果としてリサイクルの対価を寄付するというのも、ありかと思うし。貰う方にしてみれば、若槻千夏セミヌードで作ったお金と、豊かな日本人のおこぼれもいいところのロックフェスのリサイクルのお金、大した違いはないと思うかもしれない。そう考えるのも、貰う側のプライドを無視した話かもしれない。こういうこと考え始めるときりがない。でも、本当に相手のためにやっているんなら、こういうことで悩まなくて済むようなやり方を考えるべきで、少なくとも『24時間テレビ』の出演料は論外だと思う。
24時間テレビ 愛は地球を救う|日本テレビ