日清食品の無人島サバイバル研修

日清食品のプレスリリース | ニュース | 日清食品グループ

日清食品株式会社(社長:安藤宏基)は、8月26日(火)〜28日(木)まで兵庫県飾磨郡家島諸島無人島で2泊3日の新任管理職研修を実施致します。今回研修の対象となるのは管理職(課長職)に今月新たに昇格した8名で、研修には社長の安藤宏基も参加し陣頭指揮をとる予定です。
 
 研修内容は衣食住の中で、食と住にかかわる全てのものについて自ら挑戦します。食については、(1)火おこし(2)海水からの食塩調達(3)素もぐり、ヤス、磯釣りによる魚介類調達(4)一夜みそ作り(5)ねじりパン作り(6)もうそう竹を使った調理道具、食器、箸作りを、また、住については(1)小屋がけ(2)炊事場、かまどの設営(3)トイレの設営等を行う予定です。

 この研修は、あらゆる状況下でも負けない精神力を持った「骨太の管理職」を育成し、何もない大自然の中で、他人に頼るのではなく一人一人が自立して生きていく能力(自活力)を磨くことを目的にしています。そして、自然の中での食を通して、インスタントラーメンの価値を再認識するとともに新たな食シーンの可能性を探ります。

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090817/biz0908172125010-n1.htm
痛いニュース(ノ∀`) : 中間管理職にチキンラーメンと水、小麦粉、ビニールシートを持たせ、「無人島」でサバイバルをさせる研修…日清食品 - ライブドアブログ
2009-08-20
2009-08-22
 女性が混じっていたらどうするのか、とか、こんなことして意味あるのか?とか、もっともだと思うんだけど、あんまり触れられていないのが、これは「社長の安藤宏基も参加し陣頭指揮をとる」という点か。社長の趣味が半分以上、社長の夏休み企画かという気もするけど、偉いんじゃないの。少なくとも、毎年これをやっているなら、社長は管理職の殆どを直接把握している訳だ。
 研修なんて、つまらなくて役にも立たないもんだし、そんなことやるんなら、こういうことでもやった方がよっぽどましじゃないかな。素直に面白いと思うけどな。絶対やりたくないけど。
 食品メーカーなんだから、「食と住にかかわる全てのものについて自ら挑戦」するって意義あると思うけどな。一から自分で全部やってみると見えてくるものもあるんじゃないだろうか。食べるには、食器も必要だし、食材や調味料も必要だし、調理する場所も必要だ。そういうことが、全部自分でやると改めて見えてくるし、考えさせられるんだろう。食品メーカーとして、「食べる」ということはどういうことなのか、原点に戻って考えさせるというのは、良いことじゃないだろうか。これで、チキンラーメンのありがたさ、文明のありがたさに感謝しろ、というのがオチなら、やってられないけどね。繰り返すが、絶対やりたくないけど。
 会社の業績見ると、22年3月期第1四半期の売上高90,732百万円で、営業利益7,945百万円だから、利益率も10%近いし、単純に業績見ても優良企業だな。このくらい安定して業績が上がっていれば、このくらい胸張ってやっていいだろうね。
安藤百福 - Wikipedia
安藤宏基 - Wikipedia
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百福

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