Simon and Garfunkel@東京ドーム


 なんとも感慨深かった。冒頭でもアポロ13号やらなんやらのビデオが流れ、いかにもという感じだった。本当にこれで最後なんだろうな。「卒業」のシーンまでビデオにあったからなあ。
 ポール・サイモンのソロパートになると、バンドが見違えるように生き生きと演奏し始めるので驚いた。ある意味、それだけバックバンドに徹している、ということなんだろう。そのソロ部分でのポール・サイモンの音楽的才能のすごさに感動した。「Still Crazy After All These Years」が一番良かったかもなあ。ソロについてはあまり聴いていなかったんだけど、ベストか何か聴いてみよう。
 それにしても、ガーファンクルはいつもベストのあの格好なんだな。あれを着ていないと、違和感あるような気すらする。さすがに往年の天使の歌声は望むべくもないけれど、まあ、いいじゃないの。サイモン&ガーファンクルなんだから。本当は、仲悪いという説もあるけれど。
 とにかく、最後だからみんなやるよ!という感じだった。一曲一曲はそんなに長くないけど、一通りやらないと、そりゃみんな納得できないよな。

 さすがに観客の年齢層も高いが、やっぱり雰囲気がなんかそういう暖かい感じのライブだった。1階の一番前の列、ネット裏、三塁側ダグアウトの上あたりの席だったのだが、二人が寄り添うと、ちょうどネットの一枠に収まってしまうくらいで、ものすごく視覚的にはうっとおしかったんで、どうしてもモニタースクリーンを見ることになる。なんか、そうするとライブ中継を見に来たみたいになり、その場の空気を吸った気がしなくなるんで良くないんだよな。野球以外の時は、バックネット外してくれればいいのに。

 下は、ウドーのHPに出てた名古屋のセットリスト。多分、同じだと思う。

7月8日(水)@ナゴヤドーム
1. 旧友〜ブックエンドのテーマ/Old Friends ~ Bookends Theme
2. 冬の散歩道/Hazy Shade of Winter
3. アイ・アム・ア・ロック/I Am a Rock
4. アメリカ/America
5. キャシーの歌/Kathy's Song
6. ヘイ・スクールガール/Hey Schoolgirl
7. ビーバッパ・ルーラ/Be Bop A Lula
8. スカボロー・フェア/Scarborough Fair
9. 早く家へ帰りたい/Homeward Bound
10. ミセス・ロビンソン/Mrs Robinson (includes Not Fade Away)
11. スリップ・スライディン・アウェイ/Slip Slidin' Away
12. コンドルは飛んで行く/El Condor Pasa

13. ブライト・アイズBright Eyes
14. ハート・イン・ニューヨーク/A Heart in New York
15. パーフェクト・モーメント〜ナウ・アイ・レイ・ミー・ダウン・トゥ・スリープ/Perfect Moment ~ Now I Lay Me Down to Sleep

16. ボーイ・イン・ザ・バブル/Boy in the Bubble
17. シューズにダイアモンド/Diamonds on the Soles of her
18. 時の流れに/Still Crazy After All These Years

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19. ニューヨークの少年/Only Living Boy in New York
20. マイ・リトル・タウン/My Little Town
21. 明日に架ける橋/Bridge Over Troubled Water

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22. サウンド・オブ・サイレンス/Sound of Silence
23. ボクサー/The Boxer

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24. 木の葉は緑/Leaves That Are Green
25. いとしのセシリア/Cecilia