「アオイホノオ」(2): 島本 和彦
- 作者: 島本和彦
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/05/11
- メディア: コミック
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ビデオデッキはまだ出たばかりで高嶺の花、憧れの的で、必死に一回見て記憶しようとしていた時代というのが昔はあった。それが、録画して何度でも見ることが出来るようになると、逆にそうして食い入るようにしてみる番組も少なくなっていったような気がする。何度でも繰り返して見ることが出来ると、それは「経験」ではなくて、「テキスト」になってしまい、モノ化するんだろうか。
このころはSFがマンガやオタクの世界とぴったりくっついていたが、今でもSFというのはジャンルとしてあるんだろうか?なんだか、荒唐無稽なセンス・オブ・ワンダーの面白さというのが、成り立たなくなってしまっているような気もする。私が知らないだけなのかもしれないけれど。