「もやしもん ―TALES OF AGRICULTURE」 (7): 石川 雅之

もやしもん(7) (イブニングKC)

もやしもん(7) (イブニングKC)

 フランス編が終わり、研究室に帰ってきたので、じっくりと菌の話が。今度は日本酒と醤油と味噌の発酵です。冒頭から、ヨーグルト菌と乳酸菌が大活躍です。

「読むと元気になる」モーニングも薬事法違反だ

 薬事法やら、日本酒の精米方法とか、醤油やら味噌の作り方やら、いちいち為になりますが、読み飛ばしがちです。読み飛ばしても面白いですが、ちゃんと読むとますます面白いです。全部読み終わったら、カバーを外してみると、まだまだ面白いです。
 それにしても、菌を見ることが出来る主人公、全く立場がないです。人間も菌も勝手に暴走しまくって、どんどん影が薄くなっていきます。菌が見えることを告白しても、全く相手にされなくて可哀想です。まあ、確かに本当に見えても、何すればいいのか分からないんですが。その沢木君が菌が見えると言うことで、こうして菌が登場するようになったという経緯はありますが、流れだけでユル〜く展開するこのマンガ、だらだらと続きそうです。また、続きが楽しみです。科学博物館にも行ってこなくては。