今年も「このマンガがすごい!2009」が出ました

このマンガがすごい! 2009

このマンガがすごい! 2009

順位/タイトル/作者/出版社/獲得票数

▼オトコ編
1 聖☆おにいさん 中村光 講談社 206
2 宇宙兄弟 小山宙哉 講談社 94
3 GIANT KILLING 綱本将也(作)/ツジトモ(画) 講談社 84
4 3月のライオン 羽海野チカ 白泉社 83
5 深夜食堂 安倍夜郎 小学館 81
6 きのう何食べた? よしながふみ 講談社 73
7 アオイホノオ 島本和彦 小学館 60
8 よつばと! あずまきよひこ アスキー・メディアワークス 59
9 俺はまだ本気出してないだけ 青野春秋 小学館 53
10 ファンタジウム 杉本亜未 講談社 47

▼オンナ編
1 坂道のアポロン 小玉ユキ 小学館 148
2 駅から5分 くらもちふさこ 集英社 131
3 ちはやふる 末次由紀 講談社 128
4 君に届け 椎名軽穂 集英社 78
5 町でうわさの天狗の子 岩本ナオ 小学館 76
6 雨無村役場産業課兼観光係 岩本ナオ 小学館 71
7 ラウンダバウト 渡辺ペコ 集英社 70
8 夏目友人帳 緑川ゆき 白泉社 67
9 結婚しなくていいですか。すーちゃんの明日 益田ミリ 幻冬舎 60
10 少女漫画 松田奈緒子 集英社 57

 こういうのは選ぶ人によっても変わってくるけど、これはアニメ寄りではなくて、割にマニアックなマンガ読みの王道的な感じなので毎年見て参考にしている。オトコ編だと、2,5,9、オンナ編だと、1,3,6、面白そうだ。ただ、マニアックな人たちが「今、面白さが旬なのはコレ!」と言っている感じなので、面白くても安定期に入り長く続いているものは順位が低かったりする。それはそれで良いんじゃないかと思う。その方が、使えるチャートになるだろう。これだけ雑誌が多くて、一つ一つの話が長かったりすると、どうしても、マンガを読もうとすると単行本中心にならざるを得ない。なので、こういうチャートというのは、やっぱり必要。
 マンガの面白さって、読んでみないと分からないけど、みんなが面白いというものは大体面白いんじゃないかと思う。音楽とか映画のチャートというのは、全然当てにしてないけど、マンガは「好き嫌い」と言うより、「面白い」という感覚の問題なので、割に当てになるような気がする。
現役漫画家が「このマンガがすごい!」に苦言、自選ベスト11も発表。 | Narinari.com