"Society of Citizens" 東京事変・エレファントカシマシ・Scoobie Do @JCB Hall 18:00 START

 楽しかったけど、6時ちょうどの時間通りに始まって、9時きっかりにお約束のアンコール、「丸の内サディスティック」でぴったりと終わったので、驚いた。デファクトで15分遅れスタートかと舐めていた。遅れなくて良かった。あぶない、あぶない。
 遅れなくて良かったのは、もう一つ、幕間。ビール買って戻ったら、エレカシ前のセットチェンジに出てきた、明日出演の向井秀徳椎名林檎が番外デュエット「KIMOCHI」を始めるとこだった。あぶない、あぶない。YouTubeで前に見たライジング・サンでやってたのがすごく良かったので、生で聞けてうれしかった。でも、つなぎという感じではあったけど。これ。


 それにしても、こんなにキンキンした音は久しぶりに聞いたような気がする。難聴気味。始めてJCBホール行ったけど、音がすごく硬いような気がする。PAの問題の方が大きいのかもしれないけど。第2バルコニー正面で見てたけど、すごく見やすい。キャパ3000人だと、ZEPPとか、大型のライブハウスになるけど、これだけ見やすいところというのは結構貴重。ZEPP東京もなくなるのかな、あそこ、そういえば。観覧車なくなるというニュースをどこかで見たけど。場所も駅前で便利。
 最初がScoobieDo、40分。前にサンボマスター国技館でボーカルの人(コヤマシュウ)だけ見たけど、この人最高に歌うまいし、しゃべりの口跡がばつぐん。アゲる、アゲる。


 その次がエレファントカシマシ、50分。あんまり詳しくないんだけど、J−POPど真ん中の曲調のようでいて、時々そこをはみ出すような気概がかっこいい。生で聞くと、本当に良い声だというのが良く分かる。ベスト盤くらい買おうかなあ。でも、あの股割りでギター弾いてるおっさんは、あのポーズどうなのか。宮本さんも、手で丸とか、シェーみたいなかっことか、時々変なかっこする。その辺、かっこ良いのにかっこより気持ち、みたいなとこがあって、漢だなあ。いつの間にか、東京事変の先代ギタリストの昼海氏がギターで入って地味にサポートという感じでやっていた。そういうつながりもあったのか。

 今度の幕間はScoobieDoのホーン隊とG,Bでジャム。ベースがうまい。こういう事出来るバンドなんだ。へ〜。
 そして、いよいよ首謀者。林檎タンはミニの黒ゴスドレス。カワユス。なんか、こういう流れで聞くと、音がほかのバンドと全然違う。メンバー、それぞれ、スタジオミュージシャンとしても売れっこなので、やっぱり音がバシっとしてるし、すげーうまい。ちゃんと、一人一人の音の役割が明確。というか、これなら、ある意味、バンドとしては逆に必然性微妙かな、と思うくらい。このメンバーになってからの曲が中心で最新型の東京事変という感じ。拡声器も3曲くらい使ったかなあ。最後は「閃光少女」で、アンコールは「丸の内サディスティック」1曲で、1時間。やっぱり、物足りない。もっと聴きたかった。仕方ないので、DVDでも見るかなあ。


 それにしても、男女比3体7くらいじゃないかな。他のバンドのファンも多いのだろうけど。今日は女の子セットの面子ということなのかな。30前後の女の子が多かったような気がする。