のだめカンタービレ(21) : 二ノ宮 知子
- 作者: 二ノ宮知子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/08/11
- メディア: コミック
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目の上のタンコブ!
金持ちの天才シェフ!
ただの天才指揮者ですよ!
この辺の黒いところが笑える。まあ、黒いと言っても、自分に正直に言っていると、憎めないし、笑えちゃうんだよね。
今度は、のだめが絶望とか苦悩とかそういうネガティブなものをどう学ぶか?みたいな話になってきていて、これが面白いんだよね。
それと、あれこれ考える千秋目線に話の流れが沿ってきていて、まあ、筆者の目線としては若い女の子自身よりも、その不可思議な思考回路の生き物と向かい合う千秋君の目線に寄り添う傾向があるんだけど、「季節が変わって」、女になったのだめ、クライマックスはそういうことなんだろうけど、ラストスパート、最後まで目が離せません。そうは言っても、後4,5巻はかかりそうだけどなあ。
久しぶりに巨匠が悪魔となって帰ってきたのも嬉しい。黒のだめ誕生か?