Perfumeには俺が必要だ(痛)!

love the world(初回限定盤)(DVD付)

love the world(初回限定盤)(DVD付)

love the world(通常盤)

love the world(通常盤)

 ジャケットが素晴らしすぎて、ついつい、アキバ・ヨドバシのタワレコで初回限定版(CD+DVD)と通常版(CDのみ)両方、大人買いしてしまったよ(爆笑)。レジで「こちら、通常版と初回限定版はCDは同じ内容で、初回限定版にはDVDがついているだけですが、よろしいですか?」なんて聞かれたらどうしよう?と思ったけど、潔く通常版と初回限定版を2枚クビを揃えてレジに出しました。でも、お姉さん、何も言いませんでした(爆笑)。ガハハハハ。アキバで良かったなあ。
 という訳で、Perfumeのニューシングルです。初回限定版のDVDの”Love the World"のPVが素晴らしい。なんておしゃれ!!!そして、20歳目前の彼女たちの若さ溢れる躍動感。白黒のスタイリッシュなデジタル画像処理による完璧に決まったヴィジュアル。そのモノクロの画面から思わず溢れ出す彼女達の生き生きとした喜び。クールだけどきっちりとしたTOKYOスタイルを、無邪気さで着潰して見せてしまう彼女たちに、思わず「素晴らしい!」と呟いてしまう。「ちゅちゅちゅ」のとこでカメラに駈け寄るとこが、すんごく良い。この曲とヴィジュアルだと、かしゆかとのっちが俄然強力に似合うので、出番多めかな。あーちゃん向かって右側で今回は割にサポート回っているみたいな。これも、普通、並び順を変えちゃうって、やらないよなあ。
 それにしても、なんでみんな、「Perfumeには俺が必要だ!」という勝手な責任感や使命感を持ってしまうんでしょうか。カエラとかナタリーとか自分とか(笑)。そこら辺がPerfumeの面白いところというか、新しさじゃないのかなあ。これが蒼井優ちゃんとかだと、勝手に「守ってあげたい」というのも分かるけど、何故、Perfumeに入れ込みたくなるのか?それは「守ってあげたい」ではないような気がする。大体、あーちゃん、フォローしきれる限度超えてるし。
 考えてみると、当人たちも言っているように、中田ヤスタカとか、ビジュアルとか、そういう周りの人たちも含めて、Perfumeなのかな。かといって、彼女たちがただの御神輿やお人形さんになっている訳でもない。あーちゃんイコールPerfumeではないし、あーちゃん+のっち+かしゆかPerfumeと言い切るのも、なんか変な気がする。そういう意味では、Perfumeって、チーム名みたいなものかもしれない。チーム"Perfume"みたいな人のかかわりあい方のような。アイドル以前に3人の周りのコミュニティーみたいな。「Perfume」村みたいな。旧来の上から情報を発信するマスメディアじゃなくて、水平目線のブログ・SNSみたいなパーソナルメディアみたいなあり方のアイドル。芸能人が営業でやっているブログみたいなのじゃなくて、逆にそういう個人の素のままのキャラでマスメディアに平気で出ていっちゃうみたいな大逆転のあり方が立ち位置みたいな。大体、出発点が広島限定ご当地アイドルだし。やっぱり、盛り上がると、自然に広島弁大会になってしまうのが良いんだよな。
 Perfumeって、そういうチームだから、「ジャイアンツ愛」なんてプッと笑ってしまう僕らも、「Perfume愛」を燃やしてしまうのかもしれない。それは、あーちゃんものっちもかしゆかも同じことなのかもしれない。あーちゃんはあーちゃんだし、のっちはのっちだし、かしゆかかしゆかだけど、チームPerfumeのためにファンまで含めてみんな頑張るみたいな。