サンボマスター『音楽の子供はみな歌う』ツアー＠柏ALIVE

　３時間近くやっちゃったのか。１８０人の会場でファンクラブ予約１５０人といってたけど、ファンクラブ先行予約で入場番号１５８番だったから９割くらいファンクラブだったんじゃないの。ファンクラブ限定ライブだよ、もう、この規模では。やっぱり、男２／３だけど、老若男女、相変わらずファン層広いなあ。外人もいたよ。子連れで肩車してたツワ者も。いいなあ、良く見えて。２００人弱の規模なのに後ろでマッタリしてたので殆ど見えなかったなあ。山ちゃんの顔は人ごみのすき間からちらちらという感じ。顔は見えなくても、新しいギターのヘッドだけは良く見えた。さすが世界でギターの位置が一番高いギタリストだ。近藤先生の顔はアンコールのしゃべりで拝めましたが、地元木内プロの顔はついに拝めずじまい（笑）。まあ、音を聞きに行っているんだけど、これほどミュージシャンを見なかったライブというのは生まれて初めてだ。別に見たい訳でもないと言えば、そうなのだが、それはそれで一応寂しいな、と思ったのが自分でも意外といえば意外だ。でも、演奏は最高だったので、満足。

「後ろの人見にくくてすいません。」
「山ちゃん、大きくなってー」
「シークレットブーツ履いてー」

　もうこのくらいのサイズだと、客席と普通に会話してる（笑）。学園祭でも、もう少し広い会場だよな。いつも一番前で盛り上がっている客層だけで１８０人でやっている状態なので、雰囲気がめちゃくちゃアットホーム。盛り上がりどころとか全部分かってるし。空気だけでお腹一杯に盛り上がれた。
　会場小さいこともあったけど、ステージの構成とかつなぎが凄くうまくなったなあ。なんか、場数踏んでこなれた感じ。しゃべり、ポエトリー・リーディングみたいなところから曲に入っていくとこなんか、スーっと入っていく感じでぞくぞくしたな。それに、山ちゃん、ちゃんと歌ってるよ（笑）。うわーっつとなるところはうわーっつとなるけど、ちゃんと歌うところはちゃんと歌ってるよ。ちゃんと歌うコーナーみたいなところも２カ所くらいあったと思う。
　前半はニューアルバムが中心で、後半は怒涛の名曲ラッシュ。「手紙」と「青春狂想曲」だけはどうしたって外せないけどなー。日比谷野音までに、またどう変化しているか、４月が楽しみ。