CEOの判断能力が会社の業績に与える影響はどのくらいか?

http://wiredvision.jp/news/200709/2007091119.html

  • CEOの子どもが死亡した2年後に、利益が5分の1減少する。
  • 配偶者が死亡すると、利益が15%減少する。
  • 義理の母親が死亡すると、やや上向きになる。
  • 巨大な邸宅を所有するCEOが経営する企業の株は、市場で評価されない。
  • ナルシシズムが強いCEOは、危険を冒してさらに大きな利益変動を生み出す。

 大体、ROEが15%として、妻子の死亡で20%利益が落ちると言うことは、売り上げ比で(15×0.2)/(100+15)=3/115=2.6%位は経営者の判断能力に依存すると言うことか。単純に売り上げと言うよりは、会社のオペレーションの結果が利益だから、売り上げが減ると言うよりも、会社の能力=利益と思ってみる方が良いんだろうな。日本の会社だともっとボトムアップの構造なので、経営者に依存する割合は少ないかもしれない。経営者の判断能力でこれだけの差が出るというのは、意外に少ないような、多いような。
 「義理の母親が死亡すると、やや上向きになる」と言うのは、笑ってしまうが。こういう事真面目に調べて有無を言えないデータにしてしまうと言うのは、すごい発想だよな。このオラクルのLarry Ellisonの日本邸宅も、本当に金持ちの気まぐれという感じだな。結局、飽きて売りに出しちゃってるんだもんな。GoogleのLarry Pageのヘリコプターというのも、金持ちの道楽だけど格好いいよな。ヨットなんかより全然格好いい。ホリエモンの自家用ジェット機より、全然スポーティーだし。結構ヘリは落ちるけどね。自分で操縦してたらほんとに格好いいけどな。でも、操縦士がいるんだろうな。