最近読んだ本の続き、つうか、暑くて漫画しか読めん(ほぼ)

ホタル ノ ヒカリ(7) (KC KISS)

ホタル ノ ヒカリ(7) (KC KISS)

ホタル ノ ヒカリ(8) (KC KISS)

ホタル ノ ヒカリ(8) (KC KISS)

ホタル ノ ヒカリ(9) (KC KISS)

ホタル ノ ヒカリ(9) (KC KISS)

 まあ、何のかんの言いつつハッピーエンドなんだろうな、なんて思ってたら、9巻は衝撃の急展開。実家の北海道まで連れて行って家族にまで会わせて、「考えさせて」はいくらなんでもないだろう、23歳。と思っていたら、ちょんまげ&ジャージのHIMONOスタイルで部長のお見舞いで衝突、「もうこれ以上ついていけない」って、‥‥。すごいな、23歳。
 で、どうなるんだ、これ。もう、主人公、目が線の絵が半分越えてるぞ。

(1)マコト君とよりを戻す
(2)部長と出来ちゃう
(3)殿と出来ちゃう
(4)干物として前向きに生きていく

 まあ、27歳干物女、ここらで上がらないとというのも分かるが、なんか、ものすごいエネルギーを恋愛に使ってるな。信じられん。すごいな、女子、マンガとはいえ。干物通り越して化石になってる拙者には、もう眩しすぎ。でも、読んじゃうけど。
 部長と奥さんの間の話というのも謎が多すぎるな。ここら辺伏線で最後はハッピーエンドなんだろうとは思うんだけどな。大体、奥さんの姿すら、いや、写真すら出てきてないもんな。いきなり、奥さんが訪ねて来ちゃったりしたらどうなるんだろうな。
 ここまで失恋(?)を描くマンガも珍しいんでは。というほど、最近のレディース・コミック(というのか?)読んでる訳でもないが。読んでる読者層的には、こっちの方がリアルで切実なのかな?
 それにしても、なんだ、このラブ・エネルギー。全然干物じゃないよな。これだけ盛り上がってれば。干物干物で盛り上がってたのは、最初の3巻くらいで、後はフツーのよくある話という気もするが。でも、こういうのいっぺん掴まれると、読むの止められなくなるんだよな。どうなるんだ、どうなるんだ?ドキドキ、ドキドキ。

35歳で独身で

35歳で独身で

 で、流れでこんなのも読んでみた。なんか、笑って泣かせて、色々人生の悲哀があんのね。ふ〜ん。と人ごとに思えるようになれば、化石ですよ、ははは。
君に届け 1 (マーガレットコミックス)

君に届け 1 (マーガレットコミックス)

君に届け 2 (マーガレットコミックス)

君に届け 2 (マーガレットコミックス)

君に届け 3 (マーガレットコミックス)

君に届け 3 (マーガレットコミックス)

君に届け 4 (マーガレットコミックス)

君に届け 4 (マーガレットコミックス)

 と、近ごろ、なんか、うぜー話ばかり読んでたんだけど、やっぱり、マンガは青春ですよ、青春。これはマジで爆笑したし、マジ泣けた。だって、こんな素直な女の子今どきマンガの中にしかいないじゃないですか。。。なんて、いい娘なんですか。。。なのに、あだ名が貞子って、ひ、ひ、ひどすぎる、腹痛い〜!
 これ、まあ、いじめの話なんだけど、それに対して、いじめられる子って、「生まれてきて御免なさい」なのかな、やっぱり。でも、このヤンキーと腹黒い子が友達になっていくとこいいよな。で、かわいい子が「私みたいにかわいい子は頑張るしかないんだからね!」という逆ギレの凄さにはばっさりやられましたね。
名画座番外地―「新宿昭和館」傷だらけの盛衰記

名画座番外地―「新宿昭和館」傷だらけの盛衰記

 これはすごかった。それにしても、カラオケで「網走番外地」と「唐獅子牡丹」を唄った挙げ句、「ラモーンズ唄いたい」って(笑)。
 あの伝説の新宿昭和館の最期を見取った従業員さんの回想記である。映画館の閉館モノって、「○ュー・シ○マ・○ラダイス」とか感傷的で見る気・読む気しないんだけど、あの伝説の映画館である。読んでみたが、滅茶苦茶面白い。
 正直に言いまして、私もあそこと上野の世界傑作劇場だけは怖くて行ったことがない。しゃれにならん。かたぎが興味本位で行くとこではない。興味本位で許されるのは高校生までだ。これを読むと、それは間違ってなかったけど、思いっきり笑ったし、思いっきり泣かされた。
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