TBSラジオ「Taboo Songs〜封印歌謡大全」
TBSラジオが「放送禁止歌」一挙放送、本来のメッセージを探る。 | Narinari.com
発売禁止、放送禁止、歴史の闇に埋もれた曲をTBSラジオが一挙放送。
渡辺はま子 「何日君再来」
岡林信康 「手紙」
山平和彦 「放送禁止歌」
RCサクセション 「サマータイム・ブルース」
ザ・モップス 「ブラインド・バード」
克美しげる 「さすらい」
が日刊スポーツでは放送予定と報道されていたみたいだ。
実際にかけたのは、渡辺はま子「忘れちゃいやよ」 「何日君再来」、岡林信康 「手紙」、山平和彦 「放送禁止歌」、克美しげる 「さすらい」、加山雄三「びっこの子犬」、海援隊「ブラック・マジック・オールド・マン」、畑中葉子&ビートたけし「丸の内ストーリー」、つぼいノリオ「金太の大冒険」、頭脳警察「銃をとれ」、フランク永井「帰しておくれ、今すぐに」など。モップスはかからなかった。。。こうして聴いてみると、放送禁止といっても理由は様々だ。
よく知らなかったけど、放送禁止というのは放送局の単なる自主規制で法的拘束力があるものではないのだそうだ。自粛と言うことだ。放送局に聴いても誰が決めたか分からない。リストも見せてくれない。理由を明確に説明出来ないものも多い。不気味な自粛が放送禁止の実体なのだ。
でも、放送禁止とは別にレコード自体が発売禁止というのもある。頭脳警察とか。そう考えると、放送禁止というのは、如何に放送局が事なかれ主義か、問題隠蔽体質か、ということを示していると思う。民間企業がリスクを取ってレコードを発売しても、真実や事実を報道するのが仕事のマスコミの方が問題提起の歌を放送禁止にして来たということだ。
最後まで出てこないんで、オイオイと思っていたけど、最後にちゃんとRCサクセションの「サマータイム・ブルース」をかけたのに喝采を送りたいんだけど、最後までかけろよ!なんにせよ、こういう番組をラジオがちゃんとやったということは、当たり前ではあるんだけど、第一歩として賞賛したい。
まあ、畑中葉子&ビートたけし「丸の内ストーリー」をかけまくる放送局というのも、確かに、それはそれでどうかとは思うんだけど。頭脳警察をラジオで聴いたのって、少なくとも、AMでは初めてじゃないかな。それにしても、頭脳警察を聴いてスライみたいだって言うラッパーにも少々ずっこけた。あれはね、昔の学生運動のアジ演説調なんだよ。
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