「毒草を食べてみた」:植松黎

毒草を食べてみた (文春新書)

毒草を食べてみた (文春新書)

 読了。一体、この人は何者なのだろう?と思い、Googleで詮索してみた(何か重要なデータを探すなら検索かもしれないが、こう言うのは詮索だと思う)。
アクセスエラー | DNP 大日本印刷
 えっ、女性だったの?アヘンの製造の写真を見て、あのむさいおじさんかと思いこんでいたので、(ノ゜⊿゜)ノびっくり!!。イイ感じの美人だなあ。ツボを突かれた感じ。でも、この写真、随分若いよね(失礼だな、それこそ詮索だよ)。1948年生まれと言うことは、1970年に大学卒業前後か。70年安保世代ですね。その後、UCSBに行っていると言うことは、もうこれはカウンターカルチャーとかフラワームーブメントに直撃された方なんじゃないのかなあ。政治的な活動で大学にも残りずらくなり海外に場を求めたが、博士課程をやっているうちに段々馬鹿馬鹿しくなってしまっていたところに、文筆業の道が見えてエッセイストに、なあんてパターンだったりして。開高健の「夏の闇」に出てくる女性のイメージをつい投影してしまったが。
 別に、毒草を食べまくってみた、なんて言う近頃のテレビみたいな品性が低い突撃レポートをしている訳じゃないんだけれど、こういう大胆なユーモアのセンスがある女性ってかなわないよなあ。いいなあ、この人。