「拳銃(コルト)は俺のパスポート」(84分・35mm・白黒)@NFC

’67(日活)(監)野村孝(原)藤原審爾(脚)山田信夫、永原秀一(撮)峰重義(美)松井敏行(音)伊部晴美(出)宍戸錠ジェリー藤尾、小林千登勢、武智豊子、内田朝雄、佐々木孝丸、嵐寛壽郎、杉良太郎江角英明、草薙幸二郎

 フィルムセンターは、いつの間にかロシアシリーズも終わり、日活シリーズに突入している。
 上映開始後の入場について、賛否を問うアンケートがホール入り口のところにあった。個人的にはいいんじゃないかと思うので、OKに丸つけた。上映開始後の入場自体がどうだ、という以前にお役所的な対応嫌だし、時間前に来ない奴はこの場に入場する資格なし、みたいな変な雰囲気作るのも嫌だし。大体、日本広しといえども、こんなルールがあるのはあそこだけだぞ。普通に商売してるところなら、お客さんに対して帰れなんて言える訳がない。あそこに来てる人はお客さんではないというのか?映画の研究をするための場所だとでもいうのだろうか?上映開始後に入ってこられて目の前うろうろされるのは迷惑だし、むっとするほうだが、自分だってそういうことはしょっちゅうしていることだ。毎日朝から晩まで時間通りにあそこに通える人たちだけのものじゃなくて、国の施設なんだから。いいんじゃないの。
 と言う訳で、宍戸錠です。それにしても、あのほっぺたはすごいよ。こういう顔の人を主役にして映画が取れた時代もあったのだなあ。ジョー、かっこいいよー。
 宍戸とジェリー藤尾は、港町の大物から関西からこの街に進出してきた勢力のボスの暗殺を依頼される。当然、ジョーは見事に暗殺に成功する。暗殺後、二人は海外に高跳びしようとするが、羽田空港待ち伏せられて、足止めされる。じゃあ、船だ、ということで、彼らに暗殺を依頼した側の指図で、海沿いのレストラン兼モーテルに彼らは潜伏する。しかし、敵が彼らの動きを感づき、襲ってくる。レストランの看板娘の助けもあり、一度は彼らは難を逃れる。ああだこうだするうちに、港町の二大勢力は手を結んでしまい、ジョー&ジェリーは邪魔ものになってしまう。船をジョーと看板娘が下見に行っているうちに、ジェリーはつかまってしまう。レストランに戻った看板娘に、かっての男でもある敵のちんぴらは、ジェリーを返してほしかったら、出て来いと伝える。ジョーの元に戻った看板娘は『ジェリーはどっかへ逃げちゃったから、ラブラブでしゅっぱーつ!』と大嘘をつく。そこへ敵がやってきて、看板娘の嘘はバレバレに。ジョーは『ジェリーを返せ!俺が一人で相手になってやる!』看板娘は、ガーン、と崩れ落ちる。出航する船でジェリーを引き取り、みねうちを食わぁ
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と、W−ZERO3からメールで更新やったら、化けちゃったよ。ネタばれもなんだから、このままにしておこう。何とかしてください、はてなのスタッフ。あれ、それとも悪いのは、ウイルコの方なのかなあ?W−ZERO3環境なら、普通にホームページから更新する方が安心みたいだな。

  • ポイント1 女は嘘をつく
    • ジェリーがつかまって、血だらけなのに、ジョーに教えず逃げようとする看板娘、これまで不幸な星の下でだるま船の上で生まれ水上生活、りに上がればセクハラの嵐、だからって、ジェリーを見殺しはひどすぎるー!でも、ジョーも女に冷たいのも事実。
  • ポイント2 男は男にやさしい
  • ポイント3 殺し屋は国際人
    • 殺し屋たるもの、外国語もペラペラで海外逃亡いつでもOKでなければならない。パスポートは用意させてたけど。そういう設定多いね。さすが無国籍日活アクション。この時代、海外旅行なんてなかなか行けなかった筈だけど、日活アクションの世界では、もう一仕事したら海外でバカンスというライフスタイルは当たり前?

 日活アクションというと、「無国籍」と言うのが枕詞だが、日本にしか見えないんですけど。でも、日本っぽくないんですけど。というのが、「無国籍」日本映画と言うことなんだろうな。