「日本、貧困層の割合が最も高い国の1つ」OECD報告

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経済格差の問題では、所得の不平等度を示す指標「ジニ係数」がOECD加盟30カ国の平均を上回る水準まで上昇し、相対的貧困率は米国に次ぐ2番目の高さになったと指摘。格差拡大の要因として高齢化やパートなどの非正社員の増加を挙げ、「正社員と非正社員という労働市場の二極化傾向が固定化する恐れがある」と警告した。

ジニ係数 - Wikipedia
 何だか今日の日経すごいな。
http://www.bund.org/editorial/20051205-1.htm
 検索してたら、こんな頁も出てきちゃったよ。
 「下流社会」と流行語で言われるのとは、やはりデータは説得力が違う。ただ、相対的な所得の割合なので、貧困層という意味は本当に貧乏な国の貧困層とは違うのだろうけど。それでも、まだアメリカの”貧困層”よりは、まだマシなのではないだろうか。それとも、国内に第三世界が日本でも出来つつあると言うことなんだろうか?人種の坩堝のアメリカとは構造は大分違うとは思うのだが。
 結局、こういう状態になると起こるのは、アメリカやヨーロッパでは白人貧困層の人種差別だろうし、日本では中国人や韓国人への人種差別だろう。仕事を実際に奪われる訳だし、政治や高所得層に対して不満を訴えようとしても何も変わらなければ、自分より弱い奴に怒りをぶつけるしかない、ということになる。それが、今のネットで起こっていることなんだろうな。