「未来への迷宮」@NFC

golgo1392006-07-08

102分・35mm・白黒
Строгий юноша
’35(監)アブラム・ローム(脚)ユーリー・オレーシャ(撮)ユーリー・エケリチク(美)ウラジーミル・カプルノフスキー、モリツ・ウマンスキー(音)ガヴリール・ポポフ(出)ユーリー・ユリエフ、オリガ・ジズネワ、ドミトリー・ドルリアク、マクシム・シュトラウフ、ワレンチナ・セローワ、イリーナ・ヴォロトコ

 久しぶりに、ちゃんとNFCに行く。あそこは会場に遅れると入れてくれないので、この前一度失敗していたのだが、いつの間にかフランス特集は終わりロシア特集になっている。
 これは長いこと上映禁止だったらしいが、これだけ真っ向から「社会主義に於ける平等とは何か?」と言う主題を扱えば、上映禁止になる訳だ。筋立てとか、役者なんか、好きになれないような種類の、いかにもソ連な映画だった。手術のシーンのカメラが延々と引いていくところの大胆さとセットだけはちょっと良かった。
 国際的外科医の別荘というのが本当に広々としていて、この時代は大国ソビエト連邦共和国が本当に豊かな国だったのだなあ、と言うことは良く分かった。

 明日は、小ホールでアンジェイ・ムンク、大ホールでミハイル・ロンムか。すごいな。最近は体力がもうついていけないんだよなあ。FC爺達は健康で元気だなあ。毎日、ちゃんと朝早くから起きて弁当作って、朝一本目から毎日全部見ている爺とかいるのかな?早く、そういう爺になりたいかも。