東京国際ブックフェアで買った本や今日出たマンガ

もうゴルゴ13が不可能を可能にしてもそれは当然なので、ドラマにならない。今回も、ゴルゴに一瞬遭遇し、すれ違っていく人々の物語というパターン。世界政治経済情報マンガというパターンもなく、オーソドックスな1巻といったところか。でも、あのトロフィーに偽装した固体レーザー結晶というのは無理があるぞ。多分、Nd:Rubyの積もりなんだろうけど、あんなに大きい結晶を励起するなら励起源の方がとんでもないことになる。通常、フラッシュランプ励起じゃないんだろうか?半導体レーザー励起出来るんだろうか?
うつうつひでお日記 (単行本コミックス)

うつうつひでお日記 (単行本コミックス)

鬱病って結構楽しそうだな、とつい誤解してしまいそうになる。もし、吾妻ひでおが自殺でもしたら、どういう反応すればいいんだろうか?

 それから、仕事にかこつけて行った東京国際ブックフェアで下の2冊を買った。東京国際ブックフェアは、初めて行ったけど、思ったよりも小さくてしょぼい感じだった。ビッグサイト半分しかないとは思わなかった。PCエキスポなんかでは、両側いっぱいに埋まるのに。展示するものがそもそも小さいということだろうか。中身も、児童書とか教育関係が多くて地味な感じ。まあ、国書刊行会とかマニアックなところの本を手にとって見ることもできるし、宗教系の出版社を怖いもの見たさで覗くこともできる。それなりに面白かった。洋書フェアはそんなに大きいとは思えなかった。遊んでいられたのは30分くらいだったから、時間をかければ面白いものは色々ありそうだ。「裸のランチ」や「ロリータ」の邦訳の初版本拝んだくらいだったが、探せば色々変なものはあるはずだ。
 一応これだけの出版社を集めて、このくらいのスペースで収まるなら、神保町のビル一つ買い取って、そこに行けばこのブックフェアくらいの量の本は、直販でいつでも買えるようにしてくれればいいのに。都や区も、税制優遇するとかさ。探して買うんなら、Amazonでいいけど、美術書とか写真集とか、手にとって印刷の出来まで見て買いたい本だってあるし、その場での出会いというのもある訳だから、そういう視点からどうするかということ考えればやりようはあるはずだ。知らないこと、未知のものは、そもそも検索できないんだから。
 その意味では、三省堂東京堂セレクトショップは頑張っているとは思うが、これ見よがしでキモいし、西部系のレベルまでのマニアック感もない。むしろ、買いたいものはきちんと押さえてくれている本店の方がどちらも良い。結局、今最強の本屋は池袋のジュンク堂ということになるのかな。

インターネット図書館 青空文庫

インターネット図書館 青空文庫

青空文庫の公開作品5359タイトルが入った¥500のCDROMも一緒に買ったのだけれど、この本の付属のDVDにも4843作品入っていた。そもそも、サイトに行ってダウンロードすれば良いんだけど。
Bill Wymans Rolling Stones Story

Bill Wymans Rolling Stones Story

¥3000。安い!下のシールは¥4800だった。重かった。まだ読んでいないけど、このサイズと重さでとりあえず量的・物理的に満足感がある。