米グーグルCFO「いずれ成長鈍化」・株価は一時急落

テクノロジー : 日経電子版
「グーグル」バブル崩壊?いったん冷却したいという戦略も入っていそうな気がする。とはいえど、世の中は放っておいてもWeb2.0の方に行くだろうけど、それはやはり、誰も儲からない世界なのだろうか?少なくとも、広告モデル以外のビジネスモデルを作らないと、広告業界以上の規模のビジネスになるわけはないのだから。そこを見間違えると、バブルになるはず。

  • バブルが発生するための条件:
    • 誰もその分野について、未来を予想出来ない。本質を理解していない。
    • しかし、世の中が変わりそうだという期待があり、市場のコンセンサスになっている。

 この二つは矛盾するけれど、その間を媒介してしまうのが、キーワードだ。インターネットとかITとかナノテクノロジーとかweb2.0とか、そういう中身のはっきりしないキーワードが新聞や雑誌にささやかれ出すと、危ない。言葉が流通し始めると、それはあたかも実態に対応したものであるかのように見えるからだ。本当は中身は空っぽなのに。こうしたキーワードで投資家が動き始めると、バブルが始まる。じゃあ、投資家は何を見てこういうキーワードをトレンドと認めるのだろうか?それは、誰かがそういっている、ということだろう。その誰かとは誰なのか?大学などの学者→学会→業界紙→一般紙、お役所、投資家というのが、一般的な流れだろうか。