The Rolling Stones in Seattle, 3rd Day
起きたら、耳はまだ遠いし、膝ガク、腕は筋肉痛、…。ホテルの裏の階段で煙草を吸っていたら、"Hello"とサングラスのあんちゃんと若い女の子が挨拶して、こそこそと荷物を持って下へ降りていった。そのときは寝ぼけていて何も考えていなかったが、あれって、モトリー・クルーのメンバーとバックのダンサーだったのかな?ステージ降りて、化粧しないと、全然わからないんだよね。サイン欲しいとも思わないから、まあ、良いんだけど。
朝飯、ここまであえて避けていたスターバックスでツナサンドとコーヒー。本当に世界中どこへ行っても同じだなあ。最近、アメリカに行っても海外に行っている気がしなくなりつつある。
Boeing Tour
シアトルの地元企業といえば、やっぱりボーイング。マイクロソフトだって、ボーイングがここまでシアトルを育てなければ、やってこようとはしなかっただろう(でも、MSって、何でここに本社を置く気になったんだろう?)。そのボーイングの工場ツアーというのに参加できる。ちょうど、直前までストやっててやばかったんだけど、ちゃんと行けました。ネットで申し込んでおいて、シェラトンのロビーのGray Lineのカウンターで当日チケットを引き取り、バスで30分くらい走る。朝は雨が凄かったので、このツアーに申し込んでなければ何もできなかっただろうなあ。
工場に着くと(といっても広大な敷地なのでどこから工場なのかもよく分からない)、まず、携帯やデジカメなどの電子機器は預けさせられます。ボーイングは軍事企業なので、ストーンズのコンサートどころの話ではないので、舐めては行けない。日本に帰りたいので、ちゃんと預ける。
まず、映写室で、ボーイングの飛行機が作られるまでの概略説明のビデオを見る。これが20分くらいだったかな?なかなか、分かり易く良くできている。それから、いよいよ工場へバスで向かう。敷地が広いので、車を使わないと、見て回れない。このバスから、ボーイングの広報のガイドさんがついてくれる。これが数字を機関銃のように並べまくってくれるので、英語→日本語→ドル→円と頭の中で変換していると、もう追いつけないくらい。
組み立てラインを見学。工場のど真ん中の4階建てくらいのところに見学コースの展望台みたいな通路があり、ここを歩きながら見学する。部品を頭と尻尾と羽といくつかの部分にまず組み立てて、それを合わせていく。プラモデルと同じだ。しかかり中の飛行機が何台もごろごろしている。最近は半分以上がアジア向け。コリアンエアとかエアカーゴなどがあった。オプションが山のようにあるので、747でも同じ仕様のものはまずないとのこと。
納品前の飛行機をまたバスで見て回って、ツアーは終了。結構あっけない。最後は、お土産物屋。ボーインググッズが山のようにある。しっかりしている。でも、マウスパッドとか模型やメモパッドと買い込んでしまった。あの組み立てを見せられたら、そりゃプラモ欲しくなるでしょう(笑)。
Space Needle
行ってみて気がついたが、Experience Music Projectは月曜休みなのだ!ガーン!ガーン!ガーン!ジミヘンのフィギュアも買い損ねたよ〜(涙)!仕方ないので、スペースニードルに登る。
ボーイングの見学コースも高所恐怖症の私的には膝ガクガクだったのだが、これは、ああ嫌だ、登りたくない!と思いつつも、旅行者としては何となく行かなければいけないのかと思い、嫌々?登った。でも、京都でも京都タワー登ったなあ。潜在意識では高いところ好きなんだろうか?
エレベーターに乗る前に写真を撮られる。帰るときに買わせるという観光地定番、世界共通の悪徳商法である。当然、買わなかったが。
登ってもタワーには何もない。各方角の案内板とかトリビアなクイズなんかはあるけど、そりゃタワーだから、高いところから景色を見るしかない。一応、柵がちゃんとついていて、外に出られる。つまり、地上ウン百メートルの空気を吸える。寒いだけだったけど。今考えてみると結構凄いな。でも、その場では寒いだけだった。来てしまったので、意地になって1周した。ちゃんと写真も撮った。タワーの展望台には何もないが、でも、スターバックスだけはある。世界で一番高いところにあるスタバかもしれない。
Pike Place Market
また、モノレールで中心街に戻り、少し歩いて遅い昼飯。腹ぺこだったが、うらぶれた月曜の遊園地みたいなところでファーストフードなんか食べるのは気が滅入りそうだったので、市場へ向かう。絶対の安牌を切るときが来た。クラムチャウダーには、ハズレはない。パンをくりぬいて入れて貰ったクラムチャウダーを食べる。でかいと思ったが、腹が減っていたので、気が狂ったように全部食べてしまう。満腹だ。後はすることもないので、買い物することにする。
Downtown
- 首が太い人間には嬉しいラージサイズのYシャツ($25)とネクタイ($20×2、どっちかはCalvin klein)を買い込む。安い。でも、幸福なことに、品揃えはあまりないので、これだけで気が済む。靴はやたらあったけれど。
Office Depo
- 昨日買ったポスターを入れる筒が欲しかったので、画材屋に入って聞いてみたが、Office Depoが通りの向こうにあるからそっちに行ってみろ、と親切に教わり、行ってみたら、郵便用にちょうど良いのがあったので、これを買う。ここでトイレに行きたくなり、死にそうになる。
Borders
- 気絶しそうになりながら飛び込んだビルのトイレがロックされている!『使用したい方は、お店でロックを外す鍵を借りろ』と書いてある。脇にインターホンがあるので、藁にもすがる思いで押してみる。「何だ。」「トイレ使わせろ。」「ぁ〜、張り紙読めっつうの。」「俺は犬だ。ここでやっちゃうぞ。ここで自爆するぞ。」…。ドアが開いた。求めよ、さらば道は開かれん。
- ビルの表は書店とCDのBorders。結構安いし、品揃えもある。ボブ・ディランの"No Direction Home"のDVDが$25だったので、買い込む。
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