NYの奇跡…命をつなぐ唄

  • 12/30(木) 深00:35~深01:30  テレビ朝日 [S] 音楽/バラエティ総合
  • 和田アキ子さんがマジで圧倒されて、引いていた姿が何とも印象的。あの和田アキ子さんのああ言う姿を見ると、見ている方もなんだか感動してしまう。

「来る前にCDでは聞いていたんだけど、そのときはこういってはなんだけれど、そんなにたいしたことないなあ、と思ってきたが、生で聞くと全然違う。幼稚園の頃”咲いた、咲いた、チューリップの花が”とやって育ったのとは、(このゴスペルを聴いて育ったのでは)全然違う。かえって私も勉強しようと言う気になりました。」

  • その訪ねていったARCゴスペルクワイヤというのが、麻薬中毒者の更正のためのゴスペルコーラスグループで、中には53歳のこれまで35年間麻薬漬けだったという53歳のおばさんもいたりする、半端ではないところだったのだが、すごく前向きで、歌うことで人間としてのプライドを取り戻すために戦っているという感じで、なかなか感動的だった。この前のHarlem Gospel Choirのコンサートもそうだったけど、唄をpresentすると言うよりも、唄が一つの場であるというか、音楽というか音というのはそもそも人と人の間にある空気の振動なのであって、その振動を通じて言葉を超えた脳を介さない直接のチャネルがそこにいるすべての人間の間に結ばれてしまうという体験、マジックなのだと思う。やはり、それはその場でないと駄目なんだと思う。