ロッド・スチュワート、ジョー・ペリー、ヴァンパイア・ウィークエンド、ホッキー

ソウルブック

ソウルブック

ロッド・スチュワート
「マイ・シェリー・アモール」
「トラックス・オブ・マイ・ティアーズ」

 だから、この人、やっぱり歌手なんだって(笑)。イイ商売してるなあ。まあ、呼ばれてホイホイ出てくるスティービーやスモーキーもなんですが、いいじゃないの。楽しいんだから。このくらいになったら、そういうこだわりない方が人生楽しいだろう。しかし、「晩年」とか、ファンが聞くと、本気で怒りそうなことが、これだけ良く的確に自然に口をついて出てくるな(笑)。さすが晩年になっても、爺は今年も絶好調だな。

ハヴ・ギター,ウィル・トラヴェル

ハヴ・ギター,ウィル・トラヴェル

ジョー・ペリー
「スリングショット」
「ドリーム・オン」

 ロッドの次はジョー・ペリー・・・。なんか、年末の三者鼎談をまだ引きずってません(笑)?でも、いいじゃん、これ。「ドリーム・オン」、これ、まさかレゲエっぽくやろうとして結局こうなってるのかな?結局、こうならざるを得ないというのが、名曲の呪縛だな。

コントラ

コントラ

ヴァンパイア・ウィークエンド
「オルチャータ」
「ホワイト・スカイ」

 なんか体臭臭わない音なんだよね。そういう意味じゃ、これ、NYというよりTOKYOっぽくね?

マインド・ケイオス

マインド・ケイオス

ホッキー
「カース・ディス・シティ」
「プット・ザ・ゲーム・ダウン」

 しかし、身もふたもないことを、まあ、良くも(笑)。ヴァンパイア・ウィークエンドもそうだけど、これって、アメリカやロンドンのどこで聞くのが一番しっくり来るか?というと、ユニクロとか無印なのかもしれない。良いんだけど、これを原体験として受け取る世代って、なんか、すごいよな。

スティッキー・フィンガーズ

スティッキー・フィンガーズ

ザ・ローリング・ストーンズ
「ブラウン・シュガー」

 しかし、飽きるほど聞いていて、改めて聞こうとは思わないのに、いざ聞けば、興奮が蘇ってくる。これって、名曲の定義みたいなもんかもしれない。

サンディニスタ!

サンディニスタ!

ザ・クラッシュ
「7人の偉人」 

 はい、大貫先生と伊藤先生とは論争してません(笑)。論争していたのは、ライナーノーツをとられて恨んでいた中村とうよう今野雄二ですね。だからって、トーキング・ヘッズの"Remain In The Light"貶すか?というのは、佐野元春に説教こいたのと並ぶ爺の二大黒歴史(笑)。吉本隆明したかったのかなあ。まあ、大体、論争のない評論の世界ってありえんよな。そういう意味じゃ、ロックとか音楽のジャーナリズムとか評論って、日本には存在しないってことなんだろうな。二大政党じゃないけど、二つ必要なんだよな。

ソウルブック

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ロッド・スチュワート
「雨のジョージア」