Guns N' Roses@東京ドーム


 ガンズのライブなんて行くとは思わなかったけど、気まぐれで行ってしまった。でも、楽しかった。しかし、御客入っていなかったな。なんで、アリーナここまで底上げ?!1階も後ろはガラガラ、2階もカバーかかっているところ多いし。ドームの入り口に看板もないし。売店はさっさと閉まっちゃうから、酒も切れちゃったし。
 Axel Roseのツイッターでは、前座が「AK48」と書かれていて、アキバ48?という噂が流れてたな、そういえば。18時半前くらいに中に入ったので、前座見ていないのだけど、前座やったのかな?ちょっと音はしていたような気はしたんだけど。まあ、まさか、アキバ48ということはないと思うが。と思ったら、前座は前倒しさせられたんですね。やっぱねえ。
 そうそう、このアクセルのツイッター、殆ど140字超えていて、Twitlongerに飛ばしてるんだよな。何故、型にはまれない?さすが、というか、らしい、というかw。
 大阪のライブが、2時間遅れで始まり終電時間超え、というとんでもないものだったらしいので、どうなることか?と思ったけど、18時38分には何とか始まりました。モバツイで、「アクセルキター!」と発射準備しておいて、照明落ちたところで発射したので大体あってる筈w。オープニングは、"Chinese Democracy"から"Welcome to Jungle"。いきなり上げます。下は台湾。いきなり、『民主』とか漢字で出ると、結構のけぞるな。

 噂に違わず、肥えていましたな。リック・フレアーが出てくると思っていたら、スタン・ハンセンが出てきたみたいな感じです。と、プロレスラーを連想してしまったのはですね(それにしても古いが)、歌から間奏になると、一々舞台の袖に駆け込むんですよ、アクセル。で、歌が始まると、ダッシュで一番前センターに歌いながら駆け込んでくる。なんだか、プロレスで、ロープに振ってウエスタン・ラリアート〜!とかしてるみたいで、なんか、可笑しかったです。
 動きも良かったが、声も出ていたなあ。あれだけ歌えると気持ち良いだろうなあ。なんだか、カラオケ行きたくなってきたな。カラオケで、あれだけ歌えると気持ち良いだろうなあ。こういう勢いで行くと、絶対後で後悔することになるんだけど。
 バンドはさすがにうまいけど、まあ、そりゃ、普通に上手い奴はいくらでもいるよな、という感じ。しかし、やっぱり、それぞれソロとかやったりするんですな、こういうの。こういうハードロック自体は興味ないんですが、やっぱり、あれだけ歌ってくれると、気持ち良いんだよな。昔のオリジナルメンバーだったらまた違うんだろうけど。そうそう、アクセル、ピアノも上手いんだ。
 "Live or Let Die"、"Knockin' on Heaven's Door"とか、まあ、名曲過ぎて普通はやれないようなど真ん中の名曲を、そのまんまやってくれる究極のカバーバンドみたいな趣もあって、そこがこのバンドの楽しさなんだな。実際、ポールやディランより、歌手としてははるかに上手い訳だし、曲が100%完全に演奏されているという感じはする。つまんない曲やるくらいなら、カバーしてくれる方が聞く方も楽しいわけで。"Live or Let Die"は、火も焚いて派手だったな。
 だから、逆にカバーもされるんだろうな。そういうエンタメ・ハードロックバンドなんだと思うな。音楽を聴きに行くと言うより、エンタメしに行ったという感じだったし。
 途中のソロで売店にビール買いに行ったら、もう閉まっていたので、座席には戻らず、最後の三分の一くらいは1階の一番上で見てた。ガラガラなので、両手を両脇の椅子にもたれかけ、足は前の席に投げ出して、ふんぞり返って楽ちんだった。後ろは本当にガラガラだったので、暴れる奴は暴れる、携帯してる奴は携帯しているみたいなフリーダム状態。でも、それぞれ盛り上がっていた感じはする。

 セットリスト:

 大阪の動画が上がってるな。

 最後の"Paradise City"終わったのが、10時8分だったから、ちょうど3時間半。東京ドームは原則10時らしいので、ルールは破ったことになる。でも、野球で延長だったら、もっと遅くなることもあるんじゃないのかな。とはいえ、良くやったよなあ。何のかんの言いつつも、楽しかったな。