ロンドン旅行記(3):大英博物館

British Museum - Visiting
英国政府観光庁 | VisitBritain
大英博物館 - Wikipedia

 まあ、人の旅行記なんて、大体退屈なものなので、御迷惑ではあるが、写真含めて整理しておきたいんで。

 着いて3日目、実働2日目。いよいよ、大英博物館へ。ここの近くのお土産物屋にユニオンジャックのビキニパンティが置いてあって、「今年の苗場のオアシスで、これ被って、"Noel or Die!"とか"Sex Turkey"のプラカードでも持って前の方で騒いでいたら、絶対目立つなあ・・・」などと馬鹿なことを考えたものの、大人なので買わなかったが、買いたかったのも否定できない事実である。この辺りはあんまり大通りもないので、意外に道はわかりにくいかもしれない。何人かにこの辺で道を聞かれたような気もする。俺に聴いてどうするんだろう?とも思ったけれど。
 基本的に常設店は入場料無料で、寄付少々。3ポンドくらい入れた。入場証もないので出入りは自由。途中で何回か、外に煙草を吸いに行ったが、結局、予想通り一日潰れた。それでも当然全部を回ることは出来なかった。毎週木・金は開館時間を夜まで延長しているので、足が棒どころではなく、一歩も歩けなくなったかもしれない。この日も2万5千歩は歩いているはずだ。ちなみに、これは去年のフジロックより多い数字だ。大英博物館は、まず体力が求められる。

 これだけ広いと、音声ガイドよりマップやコースガイドだな、と思い、"Visitor's Guide -15 Self-Guided Tours- "というのを£3.5で買い求め、これでベーシックTour1とアジアパシフィックTour4を回った。Tour4は、もう駆け足。多分、ざっと回るのに3日間、ちゃんと見ようとしたら1週間はかかるだろう。
 さて、まずはエジプト!



 何でこんなに大きくて怖いんでしょうね。夜、警備員さんは怖いだろうな・・・。

 人気一ロゼッタストーン。これは古代エジプト語(ヒエログリフ)とギリシャ語で書かれているんですね。なので、これが古代エジプト後の解明の突破口になったそうです。来年は、年賀状ヒエログリフで書いてみようかな。結構入門書あるんですよね。どうせ、1月1日に届く葉書だから、読めなくても大体用は済みそうだし。
 次は、ギリシャ


この辺、全部パルテノン神殿からかっぱらってきたそうです。



実は、昔、ギリシャには一度行っているので、あんまり改めて感動はないです。でも、やっぱりすごいです。


上の2つの彫刻は、突然消滅したの世界七不思議一つ、Halikarnassosのものだそうです。この七不思議のうち二つを大英博物館は収蔵しているそうです。この博物館自体が世界で一番不思議なところなのかもしれません。
 どんどん行きます、はい、アッシリアのライオン狩りのレリーフ


これは、今回一番驚きでした。彫刻にすれば良いってもんじゃないよ、レリーフでも十分。実に見事です。でも、ライオン狩りって危なそうだよね・・・。普通、やらん。アッシリアの王様、スゲ〜。
 この辺で昼飯。

ここのカフェも不満はありません。確か、ピザ食べました。普通においしかったです。何にせよ、この長い旅路の道すがらで食事が出来るというだけで、感謝です。


モザイクを見ながら、2階へ。
 さあ、いよいよ、



ミイラです!

猫とか、驢馬とか、色々な動物も、飼い主の巻き沿いでミイラにされたようです。ミイラって、脳味噌全部捨てられちゃうんですね。内蔵もポイされるそうです。なので、保存が利くそうです。我々現代人は、脳で考えるので、脳が捨てられてしまえば、人間の心もなくなってしまう、と考えてしまいます。でも、古代のエジプト人にはそういう発想はなかったのではないでしょうか。考えてみれば、脳が生きていても、体が死んでしまえば、脳も死にますから。そう考えれば、どちらが正しいとは簡単に言えないような気もします。でも、それで、グロい!とか、思っちゃうんですけどね。

 この日はこの辺でデジカメの電池が切れました(笑)。それで、かえって写真の呪縛から解き放れたかも。
 この後は、東洋系と中近東回りました。中近東は、あの美しくて可愛らしい青色の世界に昔から興味あるのですが、この分野はロンドンよりもパリの博物館の方が充実しているのではないでしょうか。
 この日は疲れ切って、ホテルの近くの韓国料理屋でビビンバ食べたんじゃなかったかな。