資本集約型のビジネス

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090403-00000301-president-bus_all
 まるで半導体とか液晶みたいな話だ。最新の液晶の工場は建てるのに数千億円かかるけど、その設備の減価償却はパネル1枚あたりコストの10%以下。多分、7%とかそんなもの。他の部材のコストの方が全然高い。だから、数が出れば固定費の負担はどんどん小さくなる。半導体もそんなもの。逆に言えば、数が出ないと恐ろしいことになる。
 それが資本集約型のビジネス。でも、マクドナルドまでそういう世界になっているとは。
 これを抜け出そうとすると、ニッチな世界しかなくて、事業規模が広がらない。「モノ造り」とか「匠」と言い出すと、そういう世界で終わってしまう。職人的にはやっていけるのかもしれないけど、仕事は増えない。日経がモノ造り復権、なんていっている限り、日本経済は復活しないかもしれない。