パンツ一丁のゴルフ渡世

男子ゴルフツアーで珍事、スウェーデンの選手が下着1枚でショット。 | Narinari.com

 ゴルフはイギリス発祥のスポーツなので、環境との戦い(やったことないけど)。イギリスは雨も風もすごい(行ったことないけど)。その中で、ちっぽけな玉っころを棒っきれで打って、遠くのちっぽけな穴まで運ぶ。なんて馬鹿げたスポーツなんだろう。こういうことを考える英国人の狂気には感心する。その狂気が七つの海を渡らせ、大英帝国を築き上げてしまった。その大英帝国を紳士の国と崇める外国人たちが、酔狂の極みのお遊びを紳士のスポーツにしてしまった。悲しい田舎者の発展途上国がやりそうなことだ(ゴルフ四大トーナメントは、全英オープン全米オープン、マスターズ選手権、全米プロ選手権、要するに、英国1,アメリカ3)。
 でも、ボールが池に落ちたらどうする?

「私は雨具を持っていなかったし、服に泥を付けて残り6ホールをプレーしたくなかったからね。こうするしかなかったんだ」

で、パンツ一丁になってしまった、と。合理的だ。間違っているのは、ゴルフというスポーツじゃないのか。服に泥を付けてプレイするのが嫌なら、池なんか作らなければいいのだ(笑)。大体、なんで、ゴルフコースに池を作らなければいけないのか(爆笑)。環境破壊してゴルフコースを造って、そこにわざわざプレイヤーの邪魔になるように、泥水を溜めて池にする。どう考えても、頭がおかしい。そのお遊びを紳士のたしなみと、アメリカ人や日本人は思ってしまったんだから、馬鹿だよな。冗談が分からないというのはこのことだ。
 そのゴルフで、スウェーデン人が常識と理性に基づいて行動してしまった。それだけの話なのだが、まともすぎておかしい。「あ〜ぁ、言っちゃった、本当のこと」としか言いようがないな、これは。