「情報革命バブルの崩壊」: 山本 一郎

情報革命バブルの崩壊 (文春新書)

情報革命バブルの崩壊 (文春新書)

 読了。ぶっちゃけ、ブログの長さなら、いかがわしさを香ばしく楽しめても、新書一冊読むと浅いなあ、と思ってしまう。問題点のポイントは正しいんだろうけど。データとか裏付けとか論理も弱いなあ、と思う。やっぱり、こういう形で読むと煽動的な表現は鬱陶しく感じる。この人はやっぱりブログ向きというか、ブログ止まりかなあ。まあ、投資家の本が知的である必要はない訳で。梅田先生のコンサル・バブリー・トークとか、池田先生の上から目線学者トークもあれば、こういう生々しいいかがわしさというのもあって良いと思うけど。ソフトバンクの話とか、問題指摘としては重要だと思うし。