ラオス・コーヒーが美味すぎる


 この前、フェアトレードの講演を聴く機会があって、そのときに買ってきたのだけれど、これが美味すぎる。口当たりも良く、すっきりしているのに、コクがある。フェアトレードというと、品質本当に大丈夫か?みたいな気も一瞬したけど、とんでもない。これは美味すぎる。フェアトレードの話は置いておいて、まず飲んでみるべし。おすすめだ。最後の一杯を飲んでしまったので、ネットで探して、ここでまとめ買いしてしまった。
http://www.apla.jp/shop/29_7.html

約100年前、ラオスで初めてコーヒーの木が植えられ、深い森と少数民族の伝統文化の中で自然と共生するように育てられたきました。ラオスでも希少な品種であるアラビカ・ティピカは、標高が高い地域でないと栽培できない品種です。

 こういうレアものにはやたら弱い・・・。
http://ready4coffee.com/laos_coffee/index_jp.htm

フランス農業研究国際協力センター(CIRAD)2002年の資料によるとラオスのコーヒー豆は世界上で最も良いとされる12種のコーヒー豆の一つである。1927年から90%のボラベン高原最高の豆はフランス商人により欧州の市場に輸出され80年に至ろうとしており、多く賛称されている。

 ふ〜ん。
ATJ コーヒー最新レポート ラオス
 ラオス・コーヒーと言っても、豆は1種類ではないみたいだから、注意必要か。このアラビカ種というのがおすすめ。
 「おいしいコーヒーの真実」という映画を見たのだけど、トールサイズのコーヒー330円のうち、コーヒー農家の手元に入るのは、たった1〜3%の3〜9円なんだそうだ。消費国側の小売業者や流通業者のコストと利益が90%、296円。後は輸出業者の取り分が23円。こんな構造では、いつまでたっても発展途上国は豊かになれない。そこで、市場を介さずに、産地から直接買い付けて流通を中抜きして販売することで、生産者に売上げが多く回るようにしようというのが、フェアトレードの考え方だ。別に、激安でもない。ただ、消費国側での中間の問屋段階が少ないので、生産者側の取り分が多くなる。EUでは議会などの政府機関でもフェアトレード製品が定着しているそうだ。日本ではまだまだだけれど。
 でも、これが完全に市場を占めると、先進国の流通業者が潰れるよな。まあ、そこまでは行かないだろうけど。