すべての日本人は、ともだちのともだちのともだちのともだちだ

 ふとしたことから、友達のお嬢さんが某超有名漫画家のお嬢さんの友達とわかり、驚いたよ。
 でも、世界中のあらゆる人は、友達の友達、とたどっていくと、平均6人くらいでたどり着く、という説を聞いたことがある。仮に、一人10人の友達がいるとして、友達の友達は100人。ということは6人目まで広げると、1000000人。百万人。まあ、親戚、知り合いなど、一人の人間が直接知っている人というのは、100人としても、4人目で100の4乗人、1億人になってしまう。大体、すべての日本人同士は、ともだちのともだちのともだちのともだちだ、ということになる。
 そう考えると大して驚くことでもないのか。

 とは言っても、実感とはずいぶん違う。結局、一人の人間が出会う人間は自分の属する同じコミュニティの人に限られているので、ともだちのともだちは、そもそも自分のともだちということが多いだろう。実際の人間関係のネットワークは、コミュニティが雲のようにふわふわとたくさん浮かんでいるようなもので、そんなにランダムなネットワーク状になっているわけではないだろう。そうすると、平均的には、何人くらいのともだちを介すれば、特定の人にたどり着けるのだろう?