秋の午後、風に吹かれて


 休暇を取って、午後は上野公園をぶらぶら。せっかく平日に休みをとったのだから、「フェルメール展」見ようかと思ったら、月曜は上野の美術館はみんな休館。レオナルド・フジタは、前に見たし、せっかくの紅葉シーズンなので上野公園をぶらぶら。「東京五つ星の手みやげ」に出ていた芸大裏の桃林堂まで足を伸ばし、「五智果」(果物や野菜の砂糖漬け)を買う。自動ドアではなくて引き戸の和菓子屋さんというのは、ちょっと敷居が高くてドキドキする。こういうお菓子というのは、普通の煎茶じゃなくて、ちゃんとした茶会向けに作られているんだろうなあ。たまにこういうものを買うと、贅沢は一点豪華主義では済まないなあ、と思う。まあ、そういうトータルのライフスタイルが文化というものなのかもしれない。

東京 五つ星の手みやげ

東京 五つ星の手みやげ

風土菓 桃林堂