今更ながら、「ジョジョの奇妙な冒険」読みました

 PCの引っ越しと立ち上げはやたら時間がかかる作業が多かったので、その片手間に何をやっていたのかというと、「ジョジョの奇妙な冒険」を読んでいた。これが、自分でも唖然とするくらい、やめられない、止まらない、オラオラオラオラ、無駄無駄無駄無駄〜!、のおもしろさで、ついに現在出ている文庫版と第7部の通常版まで全部読んでしまった。第3部は、イスラム教徒からクレームがついて回収になり本屋の店頭には並んでいないらしいのだけれど、ブックオフに何度か足を運んでコンプリートしてしまった。
 たぶん、第2部くらいまでは、少年ジャンプで読んでいたと思うけど、その後はすっかりご無沙汰になっていた。その間に、世間的には「ジョジョすごい」という声が高まる限りだったけど、昔のイメージしかなかったので、「ふ〜ん」としか思っていなかったのだけど、その後の第3部からスタンド能力が導入されてすごいことになっていたのだった。
 ちょうどその辺から、絵も凄くなっているけど、引きつらされるようなギャグが出てくるのが、またかっこいいのだった。「黄金の風」以降の劇画度高い絵のハードな展開が、特に凄い。スタンドのアイディアとか、一つ一つの台詞とか、もうそういう細かいこと云々言っても仕方なくて、うわっとこれが一体として出てきてしまうというのは、本当に天才だと思う。
 ああ、ちゃんと読んでよかった。今回は、まずは試しにと思って、文庫版の「ストーン・オーシャン」1冊目を読んでみたのだけど、1発ではまった。毎月1冊のペースで文庫版は出るみたいだけど、待ちきれないなあ。重複覚悟で通常版で読んじゃおうかなあ。でも、コンプリートしたいしなあ。

ジョジョの奇妙な冒険 1~7巻(第1・2部)セット (集英社文庫(コミック版))

ジョジョの奇妙な冒険 1~7巻(第1・2部)セット (集英社文庫(コミック版))