マンガの登場人物の冠婚葬祭

ドカベン岩鬼がバツイチ夏子はんと結婚

漫画家水島新司さん(69)の「ドカベン」シリーズに登場する葉っぱをくわえた人気キャラ「岩鬼正美」三塁手が、あこがれの女性「夏川夏子」さんと結婚した。22日発売の週刊少年チャンピオン6月5日号(秋田書店)に連載中の「ドカベンスーパースターズ編」に掲載された。夏子さんは、プロでも学生帽姿のスタイルを崩さない豪快キャラの岩鬼が、明訓高時代から思い続けてきた女性。一時は別の男性と結婚し、長女「遙」ちゃんを出産したが、その後離婚していた。岩鬼が08年の開幕戦勝利を機にプロポーズした。

 島耕作も社長になってしまうし、長寿マンガとなると、マンガの登場人物も月日の波に洗われて年を取らなければいけないし、人生の節目を迎えることになるのか。「明日のジョー」で力石徹が死んだときに寺山修司らが葬儀を行ったという有名な話があるが、あれはストーリー展開の中での事故死だったわけで、マンガが現実の世の中を動かしたとまでは言わなくとも、現実の人の方が何かしなければいけない、という気分にさせられたのだろう。
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20061127bk11.htm
 逆に、島耕作とか、この話は、書く方も読む方も年を取ってくると、登場人物もそれなりにあわせなくてはならなくなってくるという意味で、何とも痛いが、ここまで続けたのなら、それはそれで一つの筋なのかもしれない。でもさあ、これやるとほんとに死ぬまでやらなきゃいけなくなるんじゃないの?