「沖縄に住む―理想のセカンドライフの過ごし方 」: 原田 ゆふ子, 黒川 祐子
沖縄に住む―理想のセカンドライフの過ごし方 (角川SSC新書)
- 作者: 原田ゆふ子,黒川祐子
- 出版社/メーカー: 角川SSコミュニケーションズ
- 発売日: 2008/03
- メディア: 新書
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その一方、本土へ帰る理由は、まず、現地に溶け込めなかった、という人が多いらしい。やはり、いまでも本土と沖縄の壁は本音の部分ではあるようだ。「青い海を見慣れてしまったときのことを考える必要がある」というのがなかなか考えさせられる。まずは、長期滞在をしながら、自分の覚悟を見極めるべきで、やはり、帰る場所は確保しておいた方がいいようだ。物価が安いといっても、本土と同じことをしようとすると、むしろ、お金もかかる。本土と行き来する飛行機代も馬鹿にならない。やっぱり、現実は厳しそうだ。
この本にも移住に成功した人の話がたくさん出てくるが、みんなバイタリティがありそうな人ばかりだ。まあ、自分には無理だな、と思う。絶対溶け込めないだろうな。
でも、一度は長期滞在してみたいものだ。花粉症も沖縄ではないみたいだし、理想は11月から5月ころまでここで過ごすということだな。考えるだけでも結構楽しい。ゆっくり朝食を済ませて浜辺を散歩する、とか、夕方日没を見ながらビールを飲む、とか、木陰で昼寝するとか、そういうのの繰り返しの毎日って、どんな感じだろう。でも、実際にやると、3日で飽きそうな気がする。
楽園は遠くにありて思うもの、なのかも知れない。脳内移住というのが一番現実的だな。。。