The Police 19:30@東京ドーム


 これはひどかった(笑)。3曲くらいで見切りをつけて、売店で酒を買ってきて、後はマッタリ飲み食いしながら、ネタとして楽しんでました。まあ、大きな期待はしていなかったし、そんなに思い入れもないんで。
 スチュワード・コープランド劣化しすぎ。ポリス解散してから、ほとんどこいつ音楽活動してないだろう?ドラム、めちゃくちゃ。全然合っていない、というか、合わせられなくなっている。アンディ・サマーズっていくつだよ?!でも、多分、責められる範囲の年齢じゃないぞ。悪口言うと老人差別にしかならない。なので、この二人はどうでもいいんだけど、その二人となぜスティングが再結成をしたのか?というのが、良く分からない。二人とも、頭の中でなっている音と出している音が違う感じ。でも、恐ろしいことに、聞いている方が頭の中でそれを変換して、頭の中では同じ音になっていたかもしれない。
 まあ、「おれが歌うんだから、何とかなるだろう」と思っているのが見え見え、というところか。ミキシングもやたらボーカルがでかくて、ドラムやギターが気にならないように見事に設定されている。大体、ところどころ、スティング、バックの演奏気にせず歌っている、というか、ドラムにつられないようにしている(笑)。
 多分、アンディ・サマーズが年金代わりにツアーをしようと言い出したか、スチュワード・コープランドが借金でも抱えていたんじゃないのか。それで、スティングに再結成ツアーを持ちかけ、渋るスティングに「御前の息子のバンドいいじゃん、ついでに前座やってもらうって言うのはどうだ?」とでも言ってくどき、「まあ、俺のソロの前座というのは嫌だけど、ポリスの前座なら、まあ良いか」とでも言ったのではないか(どういう父親だよ?そんな話、俺も聞いていないぞ、憶測だけで誹謗中傷するなよ、俺)。
 前座の息子のバンドの方がよっぽどバンドの音出してたなあ。でも、一番良かった最後の曲、一番ポリスっぽかったなあ。息子、MCも日本語で頑張ってたなあ。サイン会までやってたみたいだし。

 で、結局、昔から良く知っているなつかしい曲ばかりなので、大変楽しかったです(笑)。スティングのライブなんかだと、ポリスの曲って、一番盛り上がるんで、仕方なしにやるけど、結構嫌々やっています、みたいな感じにどうしてもなるから、これだけバンバンヒット曲メドレーしないからなあ。セットリスト見ると、やっぱり、豪華だなあ。

Fiction Plane

Death Machine
Anyone
Presuppose
It's A Lie
Cross the Line
Sadr City Blues
Hate
Two Sisters

The Police

Message in a Bottle
Synchronicity II
Walking on the Moon
Voices Inside My Head
When the World is Running Down
Don't Stand So Close to Me
Driven to Tears
Hole in My Life
Every Little Thing She Does is Magic
Wrapped Around Your Finger
De Do Do Do, De Da Da Da
Invisible Sun
Walking in Your Footsteps
Can't Stand Losing You
Roxanne

アンコール:
King of Pain
So Lonely
Every Breath You Take

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