沖縄旅行まとめ(9):沖縄という「国」

 あんまり日にちが空くのも何なので、ここに後で書きます。

 と言う訳で。教科書問題の話が、ちょうど沖縄にいるときにあったんだけど、沖縄の地元に新聞は号外を出している。帰ってから、うちで取っている読売新聞はチェックしたけど、一応一面トップではあるんだけど、そこ止まり。全国紙には、毎日国内国外のニュースが山のように流れてくる。色々な記事に割り当てられるスペースは、全てのニュースの中でどうしても相対化されていくし、割り当てられるスペースにも限りがある。でも、そうして新聞の一面に取り上げられるようなニュースには全てそれなりの背景や論点がある。沖縄に関する教科書問題でも、これまでよりはマシだからこの段階を持ってここまで譲歩があったことを評価するというスタンスの人と、これじゃあいけないと言うスタンスの人たち、と言う二つの見方があったようだ。
 全てのニュースにきまじめな反応をする余力も自分の中にはない。と言うのが素直な実感である。しかし、それでも、こうしてまともに機能しているジャーナリムが沖縄にはあることに喝采したい。