キャロル・キング/メアリー・J.ブライジ/ファーギー@さいたまスーパーアリーナ

 MJB、すごかったなあ。最強。キャロル・キングも人柄が伝わってくるようないいライブだった。ファーギーはかわいいなあ。夏にサマソニBEPより、ソロの方がまとまりあっていいと思う。結局、全部良かった(笑)。
 順番は、ファーギーキャロル・キング/メアリー・J.ブライジだったけど、これは日変わりらしい。でも、普通に考えたら、この順番しかあり得ないと思うけれど。MJBの後にやるのは誰だって嫌だろう。

The Dutchess

The Dutchess

 ファーギーは冬でもおへそ出して元気だなあ。マイク持って、歌いながら、片手で連続回転はすごかったな。でも、歌上手いんだよな。ヒップホップ抜きでも。あのティアラと半分に切ったブラウスに超ミニスカ、黒のTシャツに金のスパッツ、最後はラメのプルオーバーと3回お色直し。"Delicious"の前には「今晩何食べたい?スシー?!コーベ・ビーフ〜?!」とか言っていたけど、大阪で神戸牛好きなんだろうか?ダンサーも一杯連れてきてたし、一番派手なショーアップされたステージだった。
TAPESTRY

TAPESTRY

 キャロル・キングは自分の弾き語りのピアノにアコギとエレアコのギター2本のシンプルな構成。「ピアノ弾きっぱなしだとみんなの顔が見えないから」と言って、1曲だけギターを持って前に出てきた他は、弾き語り。控えめで、はにかみながら「アリガトウ」とか言ったりするところなんか、人間的にもこの人いい人なんだろうなあ、と思う。それにしても、改めてこの人の曲って神懸かった名曲がいっぱいあるよなあ。"It's too late"にしろ、"I feel the earth move"にしろ、"You got a friend"にしろ、サビのメロディが良いとか、そんなどこが良いなんて言えるようなレベルじゃなくて、曲全体が完璧なんだよなあ。洗練され方が半端じゃないんだよなあ。"You got a friend"、半分くらい一緒に唄ってしまったよ。
 
Breakthrough

Breakthrough

 MJBは黒の衣装で、思ったより小さかったような気がしたけど、一体どこからあのパワーが出てくるのか唖然。格好良すぎ。もう何を言えばいいのかわかりません。

 さいたまアリーナのアリーナの後ろの方だったんだけど、あれって最悪の席だなあ。角度もないし、ステージまで距離あるし。あれだったら、左右のスタンドの方がよっぽど見やすいよなあ。アリーナの入り口も外出て回って行かなきゃいけないし。ビールも売り切れているし。
 それにしても、この組み合わせ、"3 Great American Voices"と銘打たれてるけど、アメリカじゃ絶対有り得ないよな。この組み合わせにキャロル・キングが入るって、普通に客層考えて、絶対被らないから有り得ないんじゃないだろうか。それが、日本人にしてみれば、「全部アメリカ人だから」ということで一度に見ることができてしまうというこの奇蹟。まるでサッカークラブ世界一を決めるトヨタカップみたいなものだ。とはいえど、お客さんを見ると、キャロル・キングを目当てに来た人はすぐわかってしまったけど(笑)。その手のオッサンも以外に友達とか奥さんと一緒で、父と娘とか父と息子って、いなかったような気がする。隣の人たちは母と娘だったけど。そんなものなのかなあ。調べたら、キャロル・キングが65歳でファーギー32歳だから、ちょうど親子くらいだよな。
 最後は3人で何やるのかなあ、と思ってたら、"Dancing In The Street"と"(You Make Me Feel Like) A Natural Woman"。この3人が一緒にステージに立っているだけでも感動するよなあ。なお、キャロル・キングのセットリストはこちらに。
 それぞれ1時間弱だから、一番おいしい持ちネタを惜しみなくバンバン出してくる。もっと長く聞きたかったという以外に何の不満もないライブだった。

 これは、キッコーマンアメリカ進出50周年記念という協賛で、特大醤油瓶が(ビニールの浮き輪みたいなやつで、中身は入っていない)。こういう協賛って、なんかこういう印象に残る物がないと、見る方は全然気にしないんだよなあ。でも、ひょっとして、醤油を買うとこのチケットが当たるなんてキャンペーンがあったんだろうか?

 とにかく、キッコーマンさんアリガトウ!ということで、帰ってから、律儀にもキッコーマンの醤油で煮物を作る。
こんにゃくとうずらたまごのピリ辛煮 by バナナざくろ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが308万品
こんにゃくと根菜のピリ辛煮 by TheCheshireCat 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが308万品
このレシピを適当に混ぜ合わせて、「こんにゃくとうずらたまごと根菜のピリ辛煮」。これで、ひやおろし。うーん、ゴボウがまだ少し硬かったな。少し、酒の肴の作り方をマスターしようかと思っている。

おうちで居酒屋―創作メニュー作り方読本

おうちで居酒屋―創作メニュー作り方読本