cutman-booche@代官山 UNIT w/ 曽我部恵一BAND, キセル

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UNIT
　いやあ、良かった。参った。一度見たかったので、見てきた。最初のＣＤ聞いて、新世代の憂歌団みたいなイメージ持っていたんだけど、こうしてライブを聴くと、スンゴイ良いバンドだなー、ブルースと言うよりも、最近のアメリカなんかのアコースティックなオルタナティブ系のバンドの流れなんかも思い出したり、サーフ系と括ってしまうにはソウル・フィーリングやロック感あるし。
　まず、何と言っても、適度にハスキーなあの味のある声が良い。力一杯叫んでもコテコテにならないあのフィーリング。あのギターもハーモニカもベースとドラムのリラックスした心地良いグルーブ感も良い。これは本物だなァ、という感触があって興奮した。
　その割にお客さんのノリがイマイチというか、その前のバンドで盛り上がりきって帰っちゃった人も結構いたのか、大分空いていて、まあ、空間的には楽にはなっていたんだけど、おいおい、なんでこれで盛り上がらないんだよ、と思って見渡すと、やっぱり若い女の子多いし、なんか間違えたかなあ、という感じ。
　大阪から来たのに、なんでそんなに口べたというか、ＭＣでもりさげるんだよ、というのはあったけど。でも、本当に良かった。１時間強だったけど、もっと長く見たかったな。フジロックとか野外で見たら最高に気持ちいいだろうなあ。ああ、楽しかった。