大東京トイボックス (2) : うめ
- 作者: うめ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2007/09/22
- メディア: コミック
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鳥ってさ
案外地べたを
這うように
飛ぶのな
このマンガ、ゲームの開発会社が舞台なんだけど、やたら熱くて、やたら現実的で、やたらビジネスというか現実の厳しさにシビアで、それでなんで夢を見失わないんだよ。その嘘くささが、イコール青臭さで、多分、現実では有り得ないような話で、それがこういうクリエーターの世界ではひょっとするとうまくいってしまうかもしれない、だから、こういう世界って夢があるんだよなあ、と思わされるリアリティーがあって。
ふと、客観的に見ると、それは鳥のように空を飛んでいるようで、地べたを這っているようで。上を見ているようで。実は下を見ているようで。飛んでいる鳥にしてみれば、それは自分の目線に広がる世界でしかなかったりして。上下の空間の広がりは不安でしかなかったりして。
すいません
頭冷やして
きます
やったー!お約束。
・・・この
企画書
胸に
手ェ当てて
おもしろい
って言えますか!?
おもしろい
ほんなら・・・
これでも
まだ
おもしろいって
言えますか?!
お、おもしろすぎ・・・。おもしろすぎて、おもしろいなんて言えません‥‥。爆笑してしまった。
何のかんの言いつつ、こいつら、みんな熱くて鬱とーしいの好きなのな。月山ちゃんも、仙川君も、萌えのボスも。楽しいなあ、こんな会社あったら。
昔のゲームは
いい
シンプルで
奥が深い
今のゲームは
みんなハードの
性能に振り回され
ちまってる
そうは
思わねェか?
思ったら
負けでしょ