実録!平成日本タブー大全〈1〉&平成日本タブー大全
- 作者: 一ノ宮美成,ベンジャミンフルフォード,呉智英,溝口敦,寺澤有,Benjamin Fulford
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2006/05
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 21回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
- 作者: 小和田三郎,寺澤有,山田直樹,鈴木智彦,夏原武
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2006/10
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 4回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
この手の記事というのは、核心にまで迫り切れていなくて、読後にもやもやしたものが沢山残るのが常だ。そういう話も沢山ある。真っ黒にしか見えないグレー、という当たりを狙って書かれたもの、一時的な取材よりも、二次的な材料に頼った物も多い。どこかで聞いた話も多い。
でも、こうして、ざあっと目を通して思うのは、これらの話が余りに日本の「表」と密接すぎるというか、本当に表と裏で1枚という関係になってるんだろうなあ、ということだ。この手の話を真面目に受け取るな、という言い方も昔はあったけれど、これだけどう見ても怪しげな話ばかりが表舞台にまで隠しようもなく溢れていると、どうしたって裏の話があると思うしかない。そこまでマスコミが突っ込めない構造になっているので、こうした話にますます信憑性が出る。多分、こっちで行っていることの方が真実に近いんだろうな、と思う人が大半ではないだろうか。
タブーをタブーとして維持することが出来なくなっているんだなあ。