"The Biggest Bang" The Rolling Stones 1枚目

ザ・ビッゲスト・バン(初回生産限定版) [DVD]

ザ・ビッゲスト・バン(初回生産限定版) [DVD]

Disc1【ジルカ-・パーク、オースティン、テキサス】
1. オープニング
2. ユー・ガット・ミー・ロッキング
3. 夜をぶっとばせ
4. 氷のように
5. Oh No, ノット・ユー・アゲイン
6. スウェイ
7. ボブ・ウィルス・イズ・スティル・ザ・キング
8. ストリーツ・オブ・ラヴ
9. エイント・トゥー・プラウド・トゥー・ベッグ
10. ダイスをころがせ
11. ラーニング・ザ・ゲーム
12. リトルT&A
13. アンダー・マイ・サム
14. 一人ぼっちの世界
15. ホンキー・トンク・ウィメン
16. 悪魔を憐れむ歌
17. ジャンピング・ジャック・フラッシュ
18. サティスファクション
19. ブラウン・シュガー

 はあ、もうこの夏はあとこのDVD見ることだけが楽しみですよ。で、1枚目を見た。
 うわ、おばさん、叫んでるよ、わわわ、泣いてるよ〜!
 うわ、ブラジャー投げ込まれてるよ、うわ〜!
 うわ、ミックがTシャツを乳首までまくり上げて挑発したら、肩車された女の子、おっぱいみせてる〜!下の男は気がついてるのかあ〜?!さすが、アメリカ南部のHonky Tonk Womanは、やることのスケールが違う。なんか、滅茶苦茶おおらかです。
 もう、すごいです。お客さん見てるだけでも楽しめます。

 肝心の演奏もさすがに選りすぐられただけあって、この日は完璧。つまり、ロン・ウッドが飲み過ぎていないということなんだけど。演奏の曲目も7曲目はカントリーのご当地ソングだったり、11曲目はこれもご当地バディ・ホリーのカバーをキースがやったりして、もう、この辺サービス満点。
 あと、ボーナス映像の"I Can't be Satisfied"は、ミックがスライドギター弾きまくってる!どっかで、キースが「久しぶりにアルバム作るんでミックに呼び出されて合宿をあいつのうちでしてたら、朝っぱらからすんげースライドギターが聞こえるんで、びっくりして飛び起きて、誰が弾いてるんだ?と思ったら、それがミックなんだよ!」みたいなこと言ってたんで、聴いてみたいなあ、と思ってたんだけど、ここでそれが堪能出来る(でも、ミック以外の誰かの訳ないじゃん。ミックんちだもん。それって、一応気を遣って話を格好良く膨らませてんのかなあ。)。確かに、すごい豪快でものすごくフィーリングがあるんでたまげた。これはリハーサルのジャムセッションの映像で(そんなとこからカメラ回してるのか?すげ〜)、ロン・ウッドは最初参加してなくて、途中から遅れて煙草くわえて入ってくると言うくらいのほんとのリハーサルなんだけど。で、ロン・ウッドも本職の意地にかけてスライドで弾くんだけど、もう、ミックに完全に押されている。すごいわ、ミックジャガーは、改めて。で、ロン・ウッドは左手の人差し指にボトルネックしてるんだけど、ミック・ジャガーは薬指なんだよね。つまり、もうスライドだけで弾くって言うことですよ。本職は色々細かいこともやらなきゃいけないから、薬指には出来ないんだろうな。でも、素人芸だなんてとても言えない訳ですよ、あの雰囲気は。もう、このツアーが終わったら、ツアーもやらないんだろうけど、ソロで良いから、ああいう完全に趣味でミックのソロとか、作って欲しいよなあ。