サマーソニック2007 1日目雑感


Beyond (Dig)

Beyond (Dig)

Dinosaur Jr.
 もう、今日はDINOSAUR Jr.に尽きる。どの曲も似たような曲ばっかりなのに、なんであんなに良いんだよ!盛り上がるんだよ!というと、なんだか変なほめ方なんだけど、そうなんだから仕方がない。ベースのLou Barlowが床に転がって弾き始めたら、アンプの調子が悪くなったみたいで、ぶち切れて、ベースをぶつけてマーシャルのアンプ(というか、一番上のコントロールユニット)をひっくり返して、そしたらますます調子が悪くなって(やっぱり、八つ当たりは良くないですねw)、もう、アンプの調整ばかり気にして、ローディーさんもあたふた。でも、J.Mascisは「俺が心配したってアンプ直る訳でもないしー。取りあえず、場をつないでやるしかないしー。」みたいな感じで、もう淡々と進めまくる。なんか、もうちょっと心配そうな顔くらいしてやれよ、せめて、一言二言声かけてやるとか、アイコンタクトくらいするとかさあ、せっかく再結成したんだろ〜、なんかその辺が問題だったんじゃないの〜、と言いたくなるくらいの悠々たるマイペースで、もう場数踏んでる人はちょっとやそっとのことでは動じないという頼もしさなのか、なんなのか。その程度のトラブルの影響は微塵も感じさせない。
 あのJ.Mascisのボーカルの脱力感・へなちょこ感とギターの凄まじさの落差って、しかし、なんなんだろーなー。やる気があるんだかないんだか、みたいな、あの態度が何とも言えずかっこいい。「そんなにガシガシ青筋立てたって仕方ないじゃ〜ん」みたいな歌い方の癖に、ギター弾き始めると青筋ぶち切れそうなんだよなあ。なんであんなに気合いが入るんだろ?ほとんど二重人格みたいだ。ギター本気で弾き始めると人間変わるみたいな。ギターチューニング直しているかと思うと、それがそのまま曲に入っていったり、曲の合間にジャムりつつそのまま曲に入っていったり、なんか、3人でそのまま一つの生き物みたいな感じで、やっぱり、このバンドは凄いな〜と思った。まあ、恐竜なんだから。チビ恐竜というと、それってトカゲで、尻尾をきっても平気と言うことになって、じゃあ、ベースは尻尾なのか?なんてこと言うつもりはないんだけど、彼はついていなかったな、今日は。でも、ボーカルも気合入ってたし。ああいうトラブル会ったくらいでちょうど良いくらいなのかな、彼らは。
 モデスト・マウスは数曲しか聴けなかったけど、アコーディオン持ち出してきたり、楽器持ち変えたり、なんか楽しそうなバンドだった。成功を収めたジョニー・マーみたいな人が、趣味的に一緒にやってみたいかも〜、と思いそうなバンドという感じ。こういうの、ビーチにすれば良かったのにな。
 最後はチャットモンチー→シュガーレイが正解だったかなあ、やっぱり。と、ぐずぐず言ってみる。それにしてもだよ、目の前のマリンにたどり着くために延々と迂回路を歩かなきゃいけないって、。。。あれ、何とかしてくれれば、本当にうれしいんだけど。信号つけろよ、千葉市。そのうちパシフィコ横浜とかお台場あたりに移転されちゃうぞ。今、メッセは稼働率下がっているんじゃないの?と、脅してみる。お願いします、千葉市役所の皆様。