0541新宿着@FUJI ROCK FESTIBAL3日目

 結局5時ちょい過ぎに新宿東口着。マクドナルドで朝飯を食べて、電車を待っているところ。熟睡した。後は早く帰って風呂に入りたい。あっという間の夢のような一日だったな。一年に一度、三日間だけ山の中に出現する夢の国といったところだろうか。
 あ、電車来た。マクドナルドで分別しながら、ああ、めんどくさい、と思った。ちゃんと分別したけど。あのこれでもかというゴミの展示には、やっぱり、ゴミを出さなければ成り立たない我々の営みというのをまざまざと見せつけられた。普段あそこにはあんなに人がいるわけではないから、あんなゴミは通常発生しない。その自然環境に人がやってきて、飲んだり食ったりすると、あれだけのゴミが発生する。その差分として発生するゴミは我々が取り除かねば、環境は元に戻らない。当たり前のことだけど、いやでも目の前で実感させられる。それが新宿のマクドナルドでは目に見えない。目の前のちっぽけなゴミと破壊される環境を結び付ける想像力が、日々の生活の中では追いつかない。生活の中でリアルなものは、このくらい細かいこと言わずにポイと捨てちゃえばいいじゃん、そのためにこんなに便利で軽くなりました、と言わんばかりのペットボトルだ。その便利さの代償がどこにしわ寄せられるのか、それは日々の生活の中ではリアルの範囲ではなく想像力の範疇だ。それが、あの凝縮された空間では、原因と結果が同時に併置される。ペットボトルで何かを飲めば、ペットボトルの中見はカラになってゴミになる。ゴミが積もると、本当に山になる。それを自分の問題として感じさせるという意味で、ゴミをきちんと処理しないとこの夢の国は存在できないんだという事実を突き付けてくれるという意味で、あれはすごいと思った。それがあれ以上押しつけがましいと、こっそり捨ててやるわ!という気にもさせられるのだけれど、それがあの空気の中で調和しているのがすごいことだと思う。

 やっぱり欲しくなるのは出演者の名前入りのTシャツ。ホントはFuji Rock BabyのエロいTシャツも欲しかったんだけど、着こなす自信がない(涙)ので諦めました。