「お富士さんの植木市」@浅草


 今日は浅草の植木市に行ってきた。浅草寺の裏に回り、
花屋敷の裏を抜けようとすると、すぐ脇をジェットコースターが通過する。上の写真のレールをジェットコースターがゴーッと通過する。これは怖い(笑)。噂に違わぬ怖さ!これ、絶対乗れない!

で、大通りに出ると、確か昔澤登翠さんの弁士付でD.W.グリフィスの「散りゆく花」を見た雷5656(ゴロゴロ)会館(それにしてもすごいネーミングだ)の横が植木市。

植木市といっても、植木とか盆栽だけではなく、花鉢も売っているし、屋台も一杯出ているし、金魚すくいとかカメとか売ってたり射的があったり、縁日も一緒になった雰囲気。人出は絶えないけれど、そんなに混み合っているわけではないので、のんびりゆっくりと見ることができた。縁日とかお祭りっぽい騒々しさはなくて、お客さんも年配の人が多いので、落ち着いた感じ。子供や若い人もいるけど。その辺の落ち着いた案配というのが、何だか、面白かった。


植木もあるし、



花もある。

サボテンもある。

こんな感じのまったりした露店が、延々と何十と通りの端から端まで300m位続いている。こういう割に少額の商品をこうして売っても、あんまり儲からないだろうなあ。手間やコストを考えたら絶対足が出ると思う。大きな団体がバンバン宣伝して仕切っているという感じでもない。地域のバザー乗りなんだよな。その意味では、みんな地元の人みたいな雰囲気があって、余所者的には微妙に居心地が悪いような感じもある。犬を連れている人や車椅子の人も結構いる。その犬がやたら大きい。一体どこからお店の人は集まってくるんだろうな。どういう歴史でこれ始まったんだろうな。なんか地縁があるのかな。
 6,70cmにまで育った紅葉を買った。値札には¥2800とついていたけど、¥2000にまけてくれた。「水やりは週1回!」と教わった。

あとは、源平木(ゲンペイカズラ)と、

「赤葉竹」と、

「大銀竜」と言うのを買ってきた。「源平木」は白い花びらと赤の芯の色の取り合わせが綺麗だ。この色の組み合わせが源氏と平家なんだろうか?「赤葉竹」は、白い花が秋に咲くらしい。葉っぱが赤で一年中綺麗なんだそうだ。そして、なにより、「寒さに強い 手入れ不用です」の売り文句がハートを直撃。面白いのが、「大銀竜」。これは、「中国原産 葉が斑入りで一年中綺麗 花は赤色 秋咲き 寒さ暑さには強ソ 手入れ不用 挿し木も出来る」というもので、この枝がすごい。葉が出るところで90度逆の方向に伸びていき、ジグザグの枝振りなのだ。
http://www.machida.tokyo.med.or.jp/backnumber/p_genpe_kazura.html

クマツヅラ科 クレロデンドルム属
・学名 :Clerodendrum thomsoniae
・英名 bag flower
・別名 クレロデンドロン
・和名 ゲンペイクサギ(源平臭木)、ゲンペイボク(源平木)
・花期:夏(7月〜10月)
・西アフリカが原産
・純白の萼と鮮紅色の花との対比が美しく、これがゲンペイ(源平)クサギの名の由来となった。源平とは:御存知平家の赤旗と源氏の白旗に見立てた。
・花径 赤い花1.5cm・・・白い苞から、おしべの先まで5cm
・ 名前の由来 
★ゲンペイカヅラ(源平葛)・・・白い苞と赤い花びらを、源氏の白旗・平家の赤旗に見立てたもの。
★ゲンペイクサギ(源平臭木)・・・花の形がクサギ(臭木)に似ているから。

ゲンペイボク(源平木):クレロデンドロン - mission10:赤いひまわり
 冬は屋内に入れてやるのか。越冬は最低8℃必要というのは結構大変だな。枯らしちゃうんだろうな。
http://www.rakuten.co.jp/gardensk/430279/438148/439106/

ペディランサス(大銀龍)
Pedilanthus

〜大銀龍(ダイギンリュウ)と呼ばれる、非常に緑の葉の美しい植物です 〜

トウダイグサ科 ペディランツス属 常緑多肉低木 原産地 熱帯アメリカ 
茎が、節ごとに軽く曲がり、その様子が龍に例えられたようです。

・性質は強健ですが、多湿にならないように水やりを。
・挿し芽もできます。
・耐寒性は高い(5〜7℃前後)ですが、冬は室内に入れたほうが、緑が痛まなくて良いです。
・紅葉も楽しめ、8℃程度の低温に当たると少しピンクに色づきます。

 これも最低越冬気温は5〜8℃。越冬はあんまり期待出来ないな。


 もう浅草といえばこの人という感じの浜口京子選手植樹のオリーブの木。こういうのを東京で見ることってほとんどないんだけど、その辺が浅草っぽい。まだ、この地域はコミュニティとして機能しているんだなあと思う。
 アニマル浜口のジムも近所にあるらしい。行く前にあれこれ浅草のホームページも調べたんだけど、節分とか要となるような行事には、必ず浜口親子が出てくるんだよな。確かに、アニマルが出てくると、お祭りらしくって、盛り上がるもんな。
 明日までやっているみたいだ。ググっても、あんまり情報出てこなかったんで、このポスターの地図の写真flickrにアップしておいた。大体このあたり
 雷おこし買ってきたんで、食べながら書いてるんだけど、柔らかくなっているので驚いた。雷おこしと言えば、一体何が嬉しくてこんなとんでもなく硬いお菓子作ったんだ?!という代物で、大嫌いだったんだけど、せっかくだし、たまには良いか、と気まぐれを起こして買ってきたのだけれど、余りに歯ごたえがないのでびっくりした。そういえば、帰りに仲見世を冷やかしていると、「かたい」「やわらかい」「ふつう」というタイプ別の雷おこしを売っている店もあったが(歯ブラシみたいだな)、あれはこういう事だったのか。確かに食べやすい。でも、全然雷おこしを食べた気がしない。う〜ん。微妙だ。たまには会社にもおみやげを持っていこうと思い、受け狙いでもう一袋買ってきたんだけど、そっちは明らかに外人観光客向けで、アーモンド味で"Thunder Rice Cracker"と書いてある。雷おこしも、世に連れ人に連れ進化しているのだなあ。
 あ、浅草寺の前の揚げ饅頭屋、旨かった。1個100円。
 のんびりして、楽しかったな。