SOIL&"PIMP"SESSIONS @日比谷野音



SOIL&"PIMP"SESSIONS - Wikipedia
SOIL&"PIMP"SESSIONS「社長のBLOG THE『社長室』PRESIDENT ROOM」
http://listen.jp/store/album_vicl62305.htm
 雨だというのに、日比谷野音SOIL&“PIMP”SESSIONSのライブを聞いてきた。椎名(妹)の「カリソメ乙女」にガツーンとやられて、アルバム買って聞き込んでいたんだけど、立ち見券が取れたので、GW最後の日だし、この季節の野音気持ち良いし〜、という訳で行ってきた。楽しかった。
 1曲、椎名(兄)が途中で参加してやった"Funky Goldman"聞いてるときにやっと気がついたけど、この曲、めちゃくちゃSly&The Family Stoneっぽいんだよね。ああ、そうか、となんだか感動。緩くて力強いグルーブ感が何とも言えず気持ちよかった。
 5時半から30分くらい前座でDJとアメリカ出身の演歌歌手がやって、6時くらいから2時間くらい演奏した。もう7時過ぎくらいまでどしゃぶりで、ひどかった。ポンチョ被って耐えてたけど、オッサンが無理しても仕方ないので、売店さきいかを買って、6時半くらいにはトイレの前の屋根下スペースに陣取り、持ち込んだフレスクのバーボン飲みながら聞く。ウイスキーを空けてしまっても、まだ飲み足りないので、売店で松竹梅を買う。「温かいのもありますよ」とおばちゃんに勧められて、次は熱燗にいく。売店偉い。熱燗と灰皿があるなんて!野音って、なんてイイとこなんだろう!!!雨の中屋外で、煙草吸って、酒飲んで、つまみ食って、音聞いているだけで気持ちよかった。「冷えるといけないから」という言い訳を天から与えられたので、心おきなくただの酒飲みのオッサンモード全開になる。何しに来たのか良く分からないが、来て良かったなあ、と思う。7時過ぎに、大分雨足も弱まってきたので、椎名順平が出てくるちょっと前くらいに屋根の下を出てステージが見えるところへ移動。もう大分良い気分になっているので、後は最後まで盛り上がる。
 やっぱりこのバンドはライブだ。あの社長というのが何者なのか、CD聞いているだけでは全く分からないはずだ(爆笑)。時々絶叫してつなぎのMCやっているだけだから、音楽的にはあんまり存在意義がないが、存在感は一番ある(爆笑)。いないと絶対寂しい(爆笑)。きっと、何をしても食べていけるタイプだ。でも、あんなにシャウトがカッコいい人って、日本人では絶対他にいないんじゃないだろうか。
 一応ジャズバンドということになるんだろうけど、普通のジャズ的には、上手いのかどうか、ジャズ的には云々しなきゃいけないのかもしれないけど、それ言ってもあんまり意味がないし、こっちもジャズ的にどうだなんて言える訳じゃないけど。でも、これはもうジャズのパンクなので、上手いか下手かと言うより、とにかく吹きまくる全力疾走感の方が重要なのだ。楽器や曲は成る程ジャズなんだけど、ノリはファンクとかロックなんだよな。これ、ジャズの王道の人が聞いたらどう思うんだろう?その意味じゃ、あんまり黒くないような気はする。でも、アバンギャルドというとこまでいく訳じゃないし、曲も良い。メロディーがある。ジャズバンドというよりクラブバンドと言った方が良いんだろうな。このバンドは本当にかっこいいし、面白い。客層も若くて、すごいノリだった。こういう音楽にこれだけ反応する観客がいるんだなあ、と感動。「次はフジロックでお会いするかも」といってたから、出演するみたい。妹と「カリソメ乙女」やるのかなあ?いーなぁ、フジロック。行かないけど。そういえば、「カリソメ乙女」のあのバージョンはアルバムに入っていなかったような気がするけど、配信オンリーだったんだろうか?

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