「平成風俗」＆「第１回林檎班大会の模様」 椎名林檎

平成風俗

第一回林檎班大会の模様 [DVD]

　林檎班（＝ファンクラブ）入っちゃおうかなあ。林檎班大会、いいなあ。得意の蟹歩き、カワユス。萌え萌えです。でも、どこであんな芸覚えたんだろう?例によって、演出が本当にうまい。観客とのやりとりもなんかほのぼのしてて、笑っちゃう。一応東京事変のメンバーもオケのバックに入っているのだが、師匠すら顔が写らないのがちょっと残念。第一部と第二部の衣装替えでもう別人になっているので驚いた。ムード歌謡の歌手からニューミュージック（死語）のお姉さんにへんしーん。怪人二十面相ですよ、もう。見る度にこれほど化けられるのって、本当に不思議だ。オーケストラのアレンジもドラマチックで、これはこれでいいかなあ、と思った。でも、次はガツーンとやってもらいたいものだなあ。
　一応サントラの「平成風俗」、こういうフィクションの世界を作るというのは本当に上手いなあ、と思った。ある意味、そこはユーミン並みの才能なんだと思う、椎名林檎って。全然、テイストと時代は違うけど。