バナナ一本一万円
参加費1万円で、バナナ1本も食べられず! 東京マラソン2007(上)
参加費1万円で、バナナ1本も食べられず! 東京マラソン2007(下)
どこのマラソン大会でも、最低のところ、バナナはラストの1人まで手渡るものだ。
らしいが、
「お腹がすくし、辛かった。レースの途中で、コンビニに買いにいきました」
という人もいたらしい。参加費が1万円というのも知らなかったが、参加費1万円でバナナ1本だったらこれは詐欺としか思えない。バナナだけではなく、弁当とお茶と記念写真と記念Tシャツ(石原慎太郎の顔写真デザイン不可)が付いても良いくらいだ。でも、マラソンしながらだったら、成る程、バナナ一本が一万円の価値のある味わいかもしれない。
制限時間は7時間もあるのか。2時間半で走れるトップ選手は兎角、普通のランナーは途中で何か食べなければ耐えられないだろう。
男子ランナーは俗にいう「立ちション」の光景ばかりだったらしい。
というのも、頭が痛い。今どき立ちションしている人なんてほとんど見かけないのに。こういうところで行政のサービス業としての能力や、コミュニティの成熟度というのが、歴然と露呈するんだろうな。