W-ZERO3 (WS003SH)「1.04a」のバージョンアップ忘れてた。。。と言うのをきっかけに「アップグレード」という概念に逆ギレしてみる

サポート/Q&A:シャープ
 バージョンチェックしたらやってなかったので、バージョンアップする。6月に出ていたのか。このバージョンアップで色々安定するのかな?
 それにしても、最近のモバイル機器って、ソフトの出来が酷い。CREATIVEのZEN Vもすぐに止まってしまったり、簡単な操作にやたら時間がかかったり。まるでPCみたいだ。というのも、当たり前で、W-ZERO3Windows MobileがOSだし、ZEN VもWindows Mediaなんだから、両方Microsoftアーキテクチャーがベースになっている。
 こうしてみると、こういうお粗末なとこないだけでも、PSPって立派なもんだな、と思う。まあ、通信もやってないし、Digital Rights Managementも関わるようなことする使い方してないからかもしれないけど。
 ソフトはバグがあって当たり前、バージョンアップすればいいじゃないか、というのはめんどくさくて仕方がない。大体、バージョンアップなんて、一々チェックしていられないし。
 それで、どれだけホントにユーザーにメリットあるのか?PSPは、最近のバージョンアップに合わせてゲームのお試し版が出来るようになるので、やって良かった、儲かったな、と思えるけど。こういうバージョンアップって、そもそも中身で何が行われたのか、良く分からない。バージョンアップして、動きが遅くなることすらある訳だし。
 なんか、PCのバージョンアップっていう考え方や文化って、間違っていないか?そういう未完成のものを商品にして、お客さんをモルモットにして、バグを後から直すようなものにお金を払わせる、って、スゴイ仕組みだよな。そんなに複雑にして何をしたいのか、もう訳が分からなくなっている。もうユーザーも馴れてしまって、バージョンアップは当たり前という暗黙の合意が出来てしまっているけれど、それってやっぱりおかしいだろう?おかしなことをおかしいと誰も思わなくなってきているって、一番ヤバイパターンじゃないのか?
 核兵器とか原子力発電所だって、何らかの形でWindows PCは使っているんだろうし、そう考えると不安になってくる。北朝鮮Windows PC使っているのかどうかはワカランが、独自のOS使っているなんていうと、なおさら不安な気もする。
 そろそろ何らかの形で、『これで安心、永久にバージョンアップしません、普通の人はこれで98%は用が済むはずです』というOSが出てきても良いと思うんだけどな。LinuxにシンプルなGUIを付けるような形で誰かが実現してくれて、本当に流行れば、マイクロソフトを今なら案外叩きつぶせるかもしれない(でも、ダメかな、やっぱり)。まあ、そんなことは有り得ないだろうし、独占禁止法も逃れたし、これで安泰と思ったから、ビル・ゲイツも会社の経営に興味が無くなったのだろうなあ。
 今使っているPCだって3,4年使っているけど、そんなに不自由はない。5年前だったら、2年も経てば、PCを買い換えないと使い物にならなくて、買い換えたときには「w( ̄o ̄)w オオー!!」という感動と昂奮があったけど、もうそんな気はしないし、VISTAなんて多分要らないだろうな、としか思っていない。むしろ、せっかく安定したこの今のXPが使いにくくなるようなことが増えて不便になるのかなあ、と言うくらいにしか思わない。
 でも、そんなこと言っているうちにWeb2.0が進行すると、バージョンアップなんてネットのこっちからアクセスしていると気がつかない世界になるのかな。そうすると、OSのバージョンアップなんて意味不明なことにしかならないんだろうな。ブラウザーさえあればいい訳だし。