『パーム (29)』:獣木野生

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パーム (29) 午前の光 (3) (ウィングス・コミックス)

パーム (29) 午前の光 (3) (ウィングス・コミックス)

パーム (10) 愛でなく <1> (ウィングス文庫)

パーム (10) 愛でなく <1> (ウィングス文庫)

 祝探偵編完結。で、HP見たら、
About PALM
 えっ、ジェームス1988年に死んじゃうの?というか、まだ1980年代前半の設定の話だったとは!ショック!マフィアとも縁が切れそうなのに?1988年って、もう20年近く昔じゃないか?やっぱり天才は若死にするということ?
 で、このシリーズ、2011年に完結?まあ、最初の10冊くらいまではずっとリアルタイムで読んでいたけど、その後はご無沙汰になって、(27)からリアルタイムに復帰して、やっと間が埋まりつつあるんだけど、絶版ばかりで、なかなか手に入らない。Amazonでも、26巻は在庫無しで、USEDが高騰しているけど、再版は難しいのかな。版元のHPの直接販売も売り切れが多い。ここらで、一度ちゃんと全巻まとめた形にして欲しいんだけどな。難しいのかな。悲しいけど。『愛ではなく』の文庫版も、書泉ブックマートですら、(5)と(6)は置いてなかったので、Amazonに頼んでるけど、なかなか届かない。一体、どこまで今入手出来るのだろうか?
 後5年か。気が遠くなるけど、最後まで追いかけなくては。それにしても、気が遠くなるなあ。30年かけて完成させるって、すごいよなあ。ガウディみたいになってきたけど、もうここまできたら、絶対に何がなんでも完結させてほしい。この時代の流れの中でこのペース。そんなものがあっても良いだろう。この前、じっくりHP読んだけど、なんだかマジで泣けてくるというか、人生とか時の流れとか考えさせられたよ。なにせ、こっちもまだ読んでいるんだから(笑)。
 多分、死ぬまでロック聞くだろうし、マンガ読むだろうし、映画見るだろうな、という気が最近している。本当の大人なんてどこにもいないといえばいないのだし、そういう大人だってありなのだと思う。それが世の中が変わったということなのかもしれない。